グラウンド上の抜き打ち面談で選手の個性を見極め、采配に生かしていく。
[楽天・星野仙一監督]
闘将にかかれば、グラウンドが会議室に早変わりする。
「オレはミーティングが嫌い。たわいもないコミュニケーションがミーティングみたいなもの。特打のケージの後ろとか、ベンチで隣に座った時とかに『あれは何や?』って聞くよ」と不敵な笑み。
06~09年に指揮を執った野村元監督は、キャンプ中も連日のミーティングを行ったが、新監督は「特別なミーティングは頭に入らない」と力説。
「ID野球」との違いが鮮明となる。
星野流はこうだ。
指揮官が気になったプレーについて後日、ちょっとしたタイミングで選手に直接尋ねる。
「『こういう考えでやりました』とか、そういう答えで選手の性格が分かる。
あいつは思慮深いなとか、こいつは何も考えてないな、とかな」と冗談交じりに笑い飛ばしたが、目は笑っていなかった。
阪神時代は性格分析をタクトに反映させた。
「今岡は怒っちゃダメ。逆に赤星、藤本、金本とかはよく怒った。その後であいつらは『何くそ!』と目の色を変えるタイプ。オレもいつも怒っているわけじゃない。選手の性格を見ている」と人心掌握術の秘密を明かした闘将。
選手のハートをがっちりつかみ、悲願の初優勝へチームを一つにさせる。
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↓同感
ノムさんの作り上げた“遺産”でやってるだけの能無し。一流選手からは嫌われてるのがその証拠だろ。選手を育てず、潰すだけ。
ミーティングをやらないではなく、できないんだろ。