男子プロゴルファー・石川遼が今シーズンの獲得賞金の全額と1バーディにつき10万円の寄付を表明し、世間を驚かせた。

開幕戦となった東建ホームメイトカップで3位になった石川は、早速1044万円を寄付する予定だが、女子ゴルフ界の動きは遅かった。

3月11日の地震発生時、ヨコハマタイヤPRGRレディスの初日だったが、大会は1日で中止に。

選手全員でミーティングが行なわれ、若手プロたちから『賞金全額を義捐金にしてはどうか』と提案があった

が、ベテランプロが『メーカーやスポンサーから契約金をもらっているプロはそれでいいが、賞金がないと生活できないプロも多いんだ』と猛反発。

結局、義捐金プランは消え、賞金は初日の成績で選手に支給されることになった

女子ゴルフの「西陣レディスクラシック」は15日、熊本・熊本空港CC(6473ヤード、パー72)で開幕する。


西陣レディスクラシック

東日本大震災の影響で今季2戦目から4大会連続で中止され、5戦ぶりのツアー再開。

14日のプロアマ戦終了後に全選手が参加したミーティング委員会で、今大会から今季最終戦までの獲得賞金(日本女子オープン、ミズノクラシックは除く)の3%を震災義援金として送ることが決まった。

今季の賞金総額の3%が東日本大震災の復興義援金となることがミーティング委員会で決まった。

対象となるのはこの大会から、日本女子プロゴルフ協会が主管する27試合で、寄付総額は約6400万円。

ミーティング委員長の大山志保は「全会一致で決まった」と話した。

このほか車10台を被災地に送ることも決定した。

[ポストゼブン]

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