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斎藤佑樹の参加で"価値下がる"

「選ばれるのは確かに光栄ですけど、出場したいとはあまり思いませんね。日程もキツイし、試合は遊びみたいな感じだし……。しかも、今年は斎藤佑ちゃんまで選ばれたんでしょ? それってもう『夢の球宴』じゃないですよね」

こう話すのは、パのある野手だ。

オールスター
オールスター

かつてはセ・パの一流選手が火花を散らして戦ったオールスターゲーム。しかし、近年では真剣勝負どころか、直球勝負が隆盛。剛速球投手ならまだしも、軟投派の投手すらそんな「お遊び」に興じているフシがある。

山内孝徳氏現役時代に南海(現ソフトバンク)のエースとして、3度オールスターに出場した評論家の山内孝徳氏は「昔の球宴では考えられません」と、こう話す。

「当時のパはテレビ中継がなかったですからね。人気のセに負けてたまるか! という気持ちと、ここで活躍して全国の野球ファンにアピールしてやる! という気持ちが強かった。打者を抑えるためには内角高めの厳しいところにもよく投げた。チームメートから『そこまでやらなくても』と言われたものです。普段は交流のないセの打者、広島の山本(浩二)さんや阪神の真弓(明信=現監督)さんと雑談しながら、『彼らがどういう感覚でバッターボックスに立っているか』などを情報収集したこともある」

日本ハムの斎藤が出場することに疑問を抱くファンも多い。

斎藤佑樹出場選手の最後の1人を選ぶファン投票「プラスワンチャレンジ」で選出されたが、ここまで7試合に登板し3勝2敗。防御率3.18と大した成績は残していない。選手間でも実力よりも人気だけで選ばれたともっぱらだ。

「このごろは交流戦でセ・パの差がハッキリと証明されてしまいましたからね。試合というよりは、ショー的なものがクローズアップされているんじゃないですか。斎藤くんは人気はあるが実力に関しては疑問です」(プロ野球ファンで漫画家の矢口高雄氏)

セ・パの真剣勝負は交流戦があるし、成績の伴わない斎藤のような選手が名を連ねていては「オールスター」の価値はますます下がる。選手もファンもソッポを向くのは当然だ。

しかし、その斎藤佑ちゃんにはこんな情報もある

●親しい関係者にこっそり漏らしている本音

ダルビッシュ斎藤は、春季キャンプから一貫して「直球の威力向上」を掲げ、ダルビッシュに師事。「剛腕投手」を目指した。周囲からは「無謀」という声も上がっていたが、本人は雑音をよそに直球へのこだわりを持ち続けた。

そんな経緯があるだけに周囲は、「真っすぐに手応えをつかんだのは大きいんじゃないか。彼が目指しているのはあくまで『本格派投手』ですからね」とみているが、斎藤と親しい関係者によれば「ダマされちゃいけません」となる。どういうことか。この関係者が続ける。

「食事の席で話していたことですが、佑ちゃんが非力といわれながらもキャンプからかたくなに直球にこだわったのは、あくまで『自分の直球がどこまで伸びるか』を確かめたかっただけのようです。本人の中に『20代前半の若い時から変化球でかわす投球を覚えることはよくない』というイメージもあり、直球の質を上げることに挑戦した。でも、実際にプロの打者と対戦して、力の差を痛感。『自分の真っすぐが通用しないことくらい分かっています』というようなことを言っていた。直球にこだわりを見せているのは表向き。『(武田)勝さんのような、(変化球と制球力で勝負する)投手を目指す』というこちらが本音です。陰では直球より変化球の精度を磨いていますよ」

あえて、手の内を明かすことはない。口を開けば「直球に手応え」「真っすぐを磨く」と言っているのは、相手打者を少しでもかく乱するためか。実際に17日の投球では直球を多投したが、あくまでそれは「見せ球」。打者をアウトに仕留める「勝負球」は斎藤が降板する五回終了時までの15アウトのうち、実に12アウトがツーシームを含めた変化球だった。

斎藤の言葉には裏があるということだ。

[ゲンダイネット ドアスポ]

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オールスター 斎藤佑樹
[50] けん

だいぶ掻き回されてるね

[49] なんだかんだで…

人気低迷なんて言われてるけど、みんなプロ野球に関心があるんだね~
いい事だ、うんうん(^。^)

[48] ん

セ・パのガチ勝負は、昔は無かったからオールスター戦での観たものですが、最近は交流戦があるのだから、そういうガチ勝負は交流戦で観ればいいわけで、オールスター戦は遊び心ありきでいいと思いますけどね~
多分遊び心が導入されたのは、イチローがピッチャーとしてマウンドに立った時辺りからだと思う。ペナント戦では有り得ない遊び心をオールスターでやるっていうのも面白いっと思えないのですかね~??
どうせなら、斎藤選手も出るならハンカチ登場させる位の技量が欲しかったですが…

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