フレドリック・ユングベリ
日本を愛し、日本人から愛されたジーコやストイコビッチの後継者に連なるかどうかは藪の中だ。
1977年4月6日、スウェーデン南部の人口3000人の田舎町ヴィツホー生まれ。父は小さな建築会社を経営し、母親は労働組合の専従職員だった。
5歳のとき、北海沿岸のハルムスタッドに引っ越したが、神経質で新天地の友人になじめない。そんな息子をなんとかしようと、両親が地元のサッカークラブ「ハルムスタッズBK」に無理やり入れたのが、サッカーとの出合いだった。
10代はアイスホッケーやハンドボールにも取り組み、ハンドボールではスウェーデン代表チームから声がかかったほど。頭も良く、中学生のときの成績は平均4・1(最高点は5)。情報工学と経済を専攻するために大学に進学したが、最終的にプロの道を選び退学した。
ブレークのきっかけとなったキーパーソンはアーセナルのベンゲル監督だった。98年、テレビでスウェーデン対イングランドの代表戦を見ていた同監督はユングベリの才能に気づき、その場で代理人に電話した。後に「無謀にも生で一度も見ないで契約したが、大成功だった」と語っている。
その後2007シーズンまでアーセナルの黄金時代の構築に貢献したが、世代交代の波に押し出され、08年、イングランド・プレミアリーグのウエストハムに移籍。主将も務めたものの1年で退団し、09年は米MLSシアトル・サンダースへ。さらに1年後、シカゴ・ファイアーと転々。米国ではいずれも年間数試合の出場に終わったが、昨シーズン、スコットランドのセルティックの入団テストを受けたことがニュースとなった。
無名選手に混じっての1週間のトライアルに合格したが、結局出場7試合でノーゴール。MLS時代に手術を受けた腰痛、さらに片頭痛など、長年の肉体の酷使がじわじわときいているのかもしれない。
07年までカルバン・クラインのイメージキャラクターを務め、鍛え上げた肉体美が話題となった。ブリーフ姿の広告には、当時一世を風靡していたベッカムを引き合いに出し、「首から下はベッカム以上」との賛美の声が飛びかったほど。
国際的モデルや女優と浮き名を流すが、いまだ独身の34歳である。
[zakzak]
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20110909/soc1109090641000-n1.htm
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どう考えても「首から下は」だろ
ベベットやワンチョペと同じ道を歩みそう
使い物にならねーだろ