カンボジア代表としてロンドン五輪出場を目指すタレント・猫ひろし(34=本名・滝崎邦明)は、自己ベスト2時間37分43秒を7分以上更新する2時間30分26秒の50位で、ロンドン五輪出場へ大きく前進した。カンボジア五輪委員会は、北京五輪代表のヘム・ブンティンの昨季最高タイム2時間31分58秒を上回る記録を内定の基準としており、五輪代表が有力となった。
同大会はTBSで生中継されたが、同局では猫専用のカメラを設置。放送では先頭争いと並行して、猫の走りも随時流された。こういったケースは異例だが、お茶の間の視聴者にとってはありがたい放送形態となった。残念ながら、放送は午後2時24分で終了し、猫のゴールインは間に合わなかったが、猫の走りは視聴率獲得に大いに貢献した。
このレースはロンドン五輪選考レースではなく、有力選手の出場もなかったため、大会後のテレビ、新聞等、メディアの報道は松村には目もくれず、猫一色。松村にとっては、せっかく日本人トップになったにもかかわらず、トホホな報道となってしまったのは同情される。しかしながら、今大会は最初からレース自体より猫の方に注目がいってしまっていたので、これも致し方ないところだろう。
■そりゃないぜ、カンボジア五輪委員会!
しかし、ロンドン五輪出場が有力になったはずのタレント・猫ひろし(34=本名・滝崎邦明)の代表選出に、同委員会が待ったをかけたのだ。
猫は五輪代表権獲得を懸けて、2月5日、大分県下で開催された別府大分毎日マラソンに出場。50位ながら、自己ベスト2時間37分43秒を7分以上更新する2時間30分26秒の好タイムを記録した。
大会前、同委員会は08年北京五輪代表のヘム・ブンティン(26)の昨季最高タイム2時間31分58秒を上回る記録を内定の基準としており、そのタイムを1分以上超えた猫は当確と思われた。ところが、同委員会は「自己ベストを更新したのは良いニュースだ」としながらも、「五輪代表には2時間25分程度の記録を期待している」と手のひら返し。
五輪に参加するためには五輪参加標準記録B(マラソンは2時間18分0秒)をクリアする必要があるが、ひとつの国・地域で陸上のどの種目も標準記録を破れなかった場合、男女1人ずついずれかの種目に出場できる特例がある。猫はこのケースを狙って、国籍まで変えて五輪を目指してきた。
ブンティンは北京五輪のマラソンで76人中73位に終わったが、開会式でカンボジア選手団の旗手も務めた。やはり、五輪には日本人の猫より自国人を送り込みたい同委員会の意図も見え隠れする。関係者によると、今月下旬から3月上旬頃に同委員会が代表を決定するもようだ。果たして、劣勢を覆して、猫の五輪出場の夢はかなうのか?
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芸人として限界だったからこういう事で話題性作るしかないんじゃないのか?
同意。
日本人のカンボジア侵略