対戦したのは日本代表(侍ジャパン)と台湾代表。試合は日本代表が9-2で快勝したが、斎藤佑樹(23=日本ハム)の出場に違和感を覚えたファンも多いことだろう。
選ばれたのは投手では昨季最多勝の田中将大(23=楽天)、吉見一起(27=中日)、内海哲也(29=巨人)を始め、各団体のエース級と、浅尾拓也(27=中日)と平野佳寿(28=オリックス)の中継ぎエース。
野手では本塁打王の中村剛也(28=西武)、首位打者の内川聖一(29=ソフトバンク)、長野久義(27=巨人)、打点王の新井貴浩(35=阪神)らのそうそうたるメンバー。開催要項には「11年度タイトル獲得者を中心とした選手を選抜する」と、しっかり明記されている。
そのなかで、1人だけ実績不足で選ばれたのが斎藤。昨季の勝ち星はわずか6勝(6敗)。投球イニングは107回で規定投球回数にも遠く及ばない。そんな斎藤がなぜ日本代表に紛れ込んでしまったのか。
「建て前上は国際試合の経験が豊富というのがあるでしょう。現実は観客動員アップを狙った選出であるのは明らかです。しかし、これは単なる親善試合ではなく、日本代表の試合ですから、斎藤を選んだことには賛否両論出ています」(某スポーツ紙記者)
幸い、相手が格下の台湾とあって、斎藤は6回から1イニングを投げ、1安打無失点に抑え、実力不足を露呈せずにすんだ。
斎藤は「自分が選ばれたのには、いろいろな理由があると思う」と、"客寄せパンダ"を自覚していた。登板後には「もっともっと力をつけて、本当の実力で日本代表に選ばれたい。世界と闘うとなったときに、本当に自分の力が必要とされるのかということです」と冷静に分析した。
これがWBCであれば、当然、斎藤が選ばれることはあり得なかった。今回は震災チャリティーということで、少しでも多くの観客を動員できれば、それを義援金に回すことができる。この日は、1万2000人の被災者が招待され、ファンサービスの意味でも、人気がある斎藤の選出はやむを得なかった裏事情もあるのだろう。
来年、開催されるWBC。日本の出場はまだ決まっていないが、今後、代表招集があれば、斎藤には実績を上げて、実力で選ばれてほしいものである。
[リアルライブ]
http://npn.co.jp/article/detail/07696544/
【関連商品】
ツイート
話題の記事&画像
【関連記事】
- 【MLB】田中将大、復帰登板で好投80日ぶりの13勝目 マー君「ホッとした」里田まいガッツポーズ
- 【Baseball America誌】2014ベストピッチャーで田中将大が2位!!2000年以降の最高選手にイチローが輝く!!
- 斎藤佑樹 今季引退、転職も考えていた!!2年ぶりの白星で「張っていきましょう」の真意
- ダルビッシュの投じたひと言が米球界の慣例を一変させる!?急増するトミー・ジョン手術に米選手会が動く
- 靭帯部分断裂で爆弾を抱えることになる田中将大にヤンキースの本音は手術させたい!?
- マー君はなぜ打たれないのか?メジャーの強打者が困惑する投球セオリーとは!?
- 侍JAPAN新エースはどっちだ!?日ハム 大谷翔平VS楽天 則本昂大
- 二軍相手にも大炎上してしまう日ハム斎藤佑・・・今季ダメならキャスター転身の現実味
- 【MLB】必見投手BEST10に共にランクイン!!芸術家肌のダルビッシュ、処世術に長けたマー君、2人の違いを分析
- 田中将大 実は戦友、斎藤佑樹とは今もメル友。イチロー、ダルとの仲は・・・
斎藤開幕投手かよww
23ってバカなの?w
本来なら牧田や塩見が選ばれて然りだからな。