みのもんたダルに「通用しないね」

この人の見る目は確かか、それとも-。13日(日本時間14日)に米アリゾナ州グッドイヤーで今季2度目のオープン戦マウンドに上がったレンジャースのダルビッシュ有投手(25)の投球に最も厳しい評価をしたのが、タレントのみのもんた(67)だっただろう。

同日放送のTBS「朝ズバッ!」で、ダルビッシュが3回2失点と切れ味のない投球をする映像をみて、みのは「ちょっと心配だね」と表情を曇らせると、「ボールが全部高めだもんね」と分析。最後には「メジャーじゃ通用しないね、これじゃ」と言い切ったのだ。

シーズン開始前から大リーグでの活躍が当然のことのように伝えられてきたダルビッシュに、ここまではっきりと駄目出しをしたのはみのが初めてだったかもしれない。

ダルビッシュオープン戦

このみの発言は、当日からネット上で反響を呼んでいる。みのがどこまで本気で言ったかわからないし、みのの見立てがどこまで正確かわからない。しかし、過去2度のオープン戦登板をみて、みのと同様にダルビッシュの活躍に疑問が芽生えたお茶の間の野球ファンも多いのではないか。

大リーグ初のオープン戦登板だった8日のパドレス戦でも、2回無失点に抑えたものの、速球を痛打される場面があった。ダルビッシュはオープン戦2試合で続けて精彩を欠いている。

レンジャーズの首脳陣も「まだ2試合だから」と言ってはいるものの、内心は微妙だろう。ダルビッシュがインディアンス戦で打ち込まれた際の監督、コーチの慌てようは尋常ではなかった。

みのもんた

現地メディアも何となくいぶかしげになっているところもある。スポーツイラストレイテッド誌は「もしこれからもダルビッシュの直球がこんなに浮いているようなら、心配のタネになるんじゃないか」と報じている。

次回登板の19日(日本時間20日)のブルワーズ戦では、みのを見返す投球で、日本のファンを安心させてほしいところだが...。

[zakzak]
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20120317/bbl1203171419001-n1.htm

【関連商品】