やはり気になる。

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する山本浩二監督(65)と東尾修投手総合コーチ(62)が14日、都内で行われた名球会のイベントに参加。山本監督は、選手選考について「ある程度固まっている」と話し、今後は絞り込みを続けていく方針を明かした。


山本浩二|東尾修

そこで気になるのが、日本人大リーガーたちの招集だ。中でも、WBCでは2大会連続してMVPに輝いたレッドソックス・松坂大輔投手(32)はどうなのか。

東尾コーチは、西武監督時代のまな弟子について「コンディションがどうか不安。ナマで見てみないと何ともいえない。微妙なところがあるので答えづらい」とあくまで慎重な物言いだった。

なにしろ、前回大会の2009年とは松坂自身の事情が何もかも違う。昨年6月に右ひじ腱の再建手術を受け、今季メジャーのマウンドに復帰。しかし、6年契約の最終年は1勝7敗に終わり、本人も再契約は「限りなくゼロに近い」という状況だ。

今オフの移籍は濃厚だが、仮にどこかと契約できたとしても松坂の意思通りになるかは不透明。大会がキャンプやオープン戦シーズンと重なることから、所属選手のWBC参加を快く思わないチームもある。

しかも、今の松坂はチーム内の地位を獲得するための戦いが待つ。「ピークを過ぎた」ともいわれる松坂が、WBCのマウンドに上がる確率は限りなく低いといわざるをえない。

[zakzak]
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20121016/bbl1210160713004-n1.htm

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