捨てる神あれば拾う神あり!?男子ゴルフの石川遼がドイツの高級車メーカー、Audiとスポンサー契約を結び、4日にアウディ・ジャパンから最新モデル「AudiR8GTSPYDER」(約2000万円相当)が貸与された。


石川遼

石川といえば、2011年春の米ツアー滞在中に国際免許を取得。「現地に3カ月以上滞在しなければ日本では有効とならない」という規則を知らず、7月に日本国内で運転して"無免許運転"(道路交通法違反)の疑いで埼玉地裁に書類送検された苦い過去がある。実は、その時に運転していたのがAudi。優勝の副賞でゲットした「AudiA5Cabriolet」(約1000万円)だった。

この事件に立腹したのが、当時石川のスポンサーに名を連ねていた国産車メーカー。他社の車を乗り回された上の不祥事。結局「イメージにそぐわない」と契約を解除する事態に発展したのだった。巡り巡って、代わりに手を挙げたのがAudiとは、不思議な縁である。

アウディ・ジャパンの大喜多寛・代表取締役社長は「以前からアプローチしていましたが、他社さんの存在があり、もし新たな契約の場合は、よろしくということで、今回に至りました。ええ、(過去の件は)払拭されていると思います。世界を目指す石川プロの革新的意識は、当社がモットーとする"革新"と合致いたします」。

ちなみに、今では石川は運転免許を取得し、堂々と運転できる立場にある。

Audiのシンボルは"4つのリング"。「ゴルフのメジャー大会も4つある。1つ獲るごとに"金色の輪"にしたいですね。当面、3年間サポートします。その間に4ついきたいですね」と大喜多社長は舌"口"調だった。

石川は10日に渡米。今季は主戦場を米ツアーに置く。スポンサーも国産車からドイツ車、使用クラブも国内メーカーから米キャロウェイ社へと、こちらも"国際仕様"となる。あとは肝心の"腕前の国際化"だけ!?これが一番難しいですが...。

[ZAKZAK]
http://news.livedoor.com/article/detail/7292724/

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