元阪神・金本なによりカネをくれ

昨季限りで現役を引退した、元阪神の金本知憲(44)のモニュメントが制作され、甲子園球場に設置されることになった。早ければ今月中にも着工、3月上旬に除幕式を開く予定。記念碑になるのか、銅像のようなものになるかは検討中だという。

金本知憲

金本といえば、プロ入り後、筋力トレーニングで強靭な肉体をつくり上げ、連続試合フルイニング出場の世界記録まで樹立した。この年齢まで現役を続けられたのも、たゆまぬ努力のおかげだろう。例年ならこの時期はジャージー姿でジム通いをしていたハズだが、引退後はほとんどトレーニングもせず、年末年始もスーツ姿でせっせと仕事をこなしていた。

12月中旬以降、「嵐にしやがれ」(15日)「シューイチ」(16日)「NEWSZERO」(21日)、「プロ野球×メダリスト大忘年会SP」「阪神×巨人OB戦」「ウェークアップ!ぷらす」(すべて29日)「江夏×金本ズバッと本音を聞いてみた」(31日)にテレビ出演。

年が明けても、6日には自身がアドバイザリー契約を結ぶ企業のトークショーに参加。13日には大阪の一流ホテルで新井貴とトークショー(大人ひとり2万7000円)、19日には神戸の一流ホテルで良太、平野らとトークショー(2万7000円)、20日には福井市で野球教室とトークショー(入場料3500円)、26日には、外資系生命保険会社主催の特別セミナーにゲストとして出席する予定になっている。公になっているだけでも、これだけスケジュールはビッシリなのだから、地方のイベントや新聞・雑誌の取材、CM収録などを加えれば、相当数の仕事をこなしているハズだ。

プロ21年間で総額50億円以上、一時は球界最高年俸5億5000万円を稼いだ金本だが、投資に失敗、一説には10億円以上ともいわれる巨額の損失を出した。ボロボロになった肉体にムチ打ってまで働かないといけないのだろう。

年末には、自身のブログで600個限定の「金本知憲公認引退記念カレッジリング」を1個6万円で発売。完売すれば3600万円の大金が懐に転がり込む。