マンチェスターUの日本代表MF香川真司(24)のプレミアリーグ優勝にカズが熱いメッセージを送った。


香川真司

親交の深い元日本代表FW三浦知良(46)=横浜C=は「言葉では表せない」と感激。昨年12月にマンチェスターで食事した際のエピソードも明かした。

高校時代の香川を発掘した当時のスカウトで、現在はC大阪コーチの小菊昭雄氏(37)も祝福。元日本代表MF中村俊輔(34)=横浜M=も快挙をたたえた。

弟のようにかわいがっている香川の優勝を、カズは最大限に称賛した。

「世界一のビッグクラブで活躍して1年目から優勝。素晴らしいというか、言葉では表せない。(元マンUのMF)朴智星(韓国)がアジア人として初めて作った道で、日本人として新たな伝説を作ってくれた。この前(17日のウエストハム戦)のアシストも見たけど、僕はゴールよりもああいうプレーが好き。ペナルティーエリアに入ったら何でもできる選手ですからね」

昨年12月に休暇で欧州を訪れた際には、マンチェスターで香川と会食。左膝を痛め戦列を離れていた香川に対して負傷の様子を聞いたところ、詳しくは話せないと言われ驚いたという。

「『けがの状況や他の選手のことは口外できないんです』と言われた。情報を外でしゃべってはいけないし、けがをしている時に人の目につくことはできないとも。ユナイテッドは世界中から注目されているクラブ。そういうことまで気にしなきゃいけないのは大変だと思いましたね」

香川は日本代表のコンフェデレーションズ杯終了後、つかの間のオフに入る。昨年と同様に、カズは今回も日本で食事に招待するつもりだ。

「真司、長友、長谷部あたりとは、また夏に食事できたらいいねと話をしてます。短い休みの間だけどみんなで行きたい。お金は僕が払うよ。そこは譲りません(笑い)」


長友佑都｜長谷部誠

日本人初のセリエAプレーヤーとなったカズの背中を追いかけ、日本人初のプレミア王者に輝いた香川。日頃の距離は遠くとも、心は強くつながっている。

[スポーツ報知]
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130423-OHT1T00173.htm

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