松井秀喜
将来的な「松井監督」誕生へ向け、最大限の誠意を見せる。松井氏は引退セレモニーと国民栄誉賞授与式が行われた5日に「また皆さんの前に戻ってきたいという気持ちはあります。野球から離れることはない。何か恩返ししたい気持ちがある」と公の場で初めて指導者への意欲を示した。
すでに渡辺球団会長、白石オーナーが松井氏の巨人復帰について意見交換済み。全面的なバックアップ態勢を取ることを確認している。この日、球団関係者は「松井さんの復帰については、渡辺球団会長の専権事項ともいえる」と話した。5日の発言を受け、今後は渡辺球団会長が松井氏の巨人復帰に向けた動きを本格化させることになる。
前日に東京ドームで松井氏と対面した渡辺球団会長は「きょうは(入閣の話は)しない。近く会う。お父さんにはお願いしておいた」と日をあらためて直接会談を行う意向を示した。すでに1月の段階で「今、原君の後を継ぐっていうのがいないんだよ。原君はまだやるけどね。その後は松井君は最適だよね」と次期監督候補と明言。帰国後の対面で即、来季コーチとしての入閣を打診する方針も打ち出していたが、5日は思いとどまった。
最大の理由は渡辺球団会長が「松井君の方がどう考えるかだよ」と話したように、本人の意向を確認するため。監督就任までのプロセスに関して松井氏の意向を重視し、ポストについても助監督、ヘッドコーチ、野手総合コーチ、打撃コーチなど柔軟に対応するもようだ。
過去、巨人の監督就任のモデルケースは、引退後すぐに就任した長嶋監督型。選手兼任コーチ、助監督を経て就任した王監督型。評論家生活を挟み野手総合コーチ、ヘッドコーチを経た原監督型などがある。渡辺球団会長は「ヘッドコーチかなんかやってね。だって彼はバッターだろ。ピッチャーはどうするか、研究してもらわないと」と私案を明かしたこともあったが、松井氏の意向を聞いた上でのポストを用意し、迎え入れる意向とみられる。
長嶋茂雄|王貞治|原辰徳
[スポニチアネックス]
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/05/07/kiji/K20130507005753240.html
【関連商品】
ツイート
松井のアイッ!な肛門をクンカクンカしたい
なかなかくたばらないジイさんだな…