イラクに1-0 ザック監督「この組を圧倒」

サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選B組のイラク-日本は11日、ドーハで行われ、同組1位で5大会連続5度目の本大会出場を決めた日本は終了間際に岡崎(シュツットガルト)が決めて1-0で勝ち、5勝2分け1敗の勝ち点17で予選の全日程を終了した。

イラク戦でゴールを決めた岡崎

日本はW杯出場を決めた4日のオーストラリア戦から先発5人を入れ替えた。エースの本田(CSKAモスクワ)らを欠いて攻撃に連動性がなく、好機は少なかった。相手に退場者が出た後の後半44分に岡崎が遠藤(G大阪)の折り返しを押し込んだ。イラクは敗退が決定した。

日本は各大陸連盟王者などが参加するコンフェデレーションズカップ出場のため試合後、ブラジルへ出発。15日(日本時間16日)の開幕戦で開催国のブラジルと対戦する。

◆ザッケローニ日本代表監督

ザック監督

「勝利から遠ざかっていたので、最後は有終の美を飾ろうと言っていた。暑さと風で難しい戦いだったが、十分な内容だった。われわれがこの組で圧倒的な強さを見せたと思っている」

◆岡崎

「やっぱり勝ちがほしかった。ヤットさん(遠藤)からいいボールが来た。まだアジアを圧倒できていない。残り1年、力をつけて死に物狂いでやりたい」

◆長友

「相手がかなり強い気持ちで来た。こういう厳しい試合に勝つことで少しずつ成長していく。どんな試合でも勝利に結び付けるのが強さだ」

◆香川

「最低限の結果は出せた。前半は風下で、いい形をつくれなかった。勝負と思っていた後半も(内容的に)盛り返せなかったのは不満が残る」

◆遠藤

「(岡崎の決勝点をアシスト)自分がフリーだったのでシュートを狙ったが、より(得点の)確率が高い方を選んだ。次はコンフェデレーションズカップ。そこでチームとしていい戦い方をしたい」

[zakzak]
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20130612/soc1306120923001-n1.htm

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