三浦知良
と、夢であるサッカーW杯出場への想いを語った。
46歳となった今も現役を続けるカズのサッカーW杯出場を望む声は多い。
94年アメリカ大会は予選の『ドーハの悲劇』で出場を逃し、98年フランス大会は直前に代表落ち。02年日韓大会は、トルシエ監督からコーチ枠でのオファーがあったが断りを入れ、選手としては招集されず。
06年ドイツ大会は中田英寿がジーコ監督に「最後までカズさんを入れてくれとお願いしていた」と言うものの、呼ばれることはなかった。
現在、所属するJ2横浜FCでも出場機会に恵まれないカズだけに、W杯出場は現実的ではない。
もし仮に、今の状態でカズが代表に呼ばれると、賛否両論が巻き起こるのは間違いない。04年、シンガポールとの1試合を残してW杯最終予選を突破したとき、当時のジーコ監督はカズ(当時37、神戸)や中山雅史(当時37、磐田)など代表の功労者を10人ほど招集するプランを持っていた。
だが、メンバーを固定して戦っていたジーコは、「これまで陽の当たらなかった控え選手を使ってほしい」というJリーグの各クラブや協会内からの猛反対に遭い、アジアサッカー連盟(AFC)からも「ジーコ監督の考えは公式戦にふさわしくない。W杯予選最終戦はベストメンバーで編成せよ」と異例の通達が日本サッカー協会に届いた。
控え選手から「5分でも10分でも試合に出たい」という声も上がり、ジーコはその主張を受け入れ、功労者の招集を断念した。当時、ジーコはこうコメントしている。
「日本サッカーに大きな貢献をし、現役を続けている選手たちに、自分の感謝の意を伝えたかった。今もその気持ちに変化はない。ただ、自分と日本との間には距離があり、いろいろな考え方が出てきた。それを聞き、正直いって驚いた。私がこの試合をフェスタ(お祭り)と考えているという声もあったが、私はどの試合にも真剣に臨んできた」
この直後の試合から、カズはJ1リーグで3試合連続ゴールを決め、存在感を十二分に発揮。格下シンガポールに1点しか取れなかった代表に喝を入れるかのような活躍を見せた。その年、レギュラーを外され、11月になってもわずか1得点しか挙げていなかったカズは、注目されることによって蘇ったのだ。
周りの視線を集めれば集めるほど、輝きを放つのが"キング"と呼ばれる所以。ザッケローニ監督がカズを代表に呼ぶことはほぼ考えられないし、カズ自身も可能性が限りなく低いことは百も承知だろう。
今回、「14年のブラジルW杯は、日本人の誰にでも出場できる権利がある」というカズの発言にマスコミは飛びつき、話題を呼んだ。これは、横浜FCで控えに甘んじるカズが自分で自分を奮い立たせるための、カズにしかできない高等戦術だったのかもしれない。
[ガジェット通信]
http://get.nifty.com/cs/catalog/get_topics/catalog_130611007353_1.htm
【関連商品】
ツイート
古巣ヴェルディ復帰!
兄弟で選手と監督!
出場機会増えたら代表復帰へチャンス増えるかな 99%無理だと言われても1%の可能性があればその1%に全てを掛ける男それがキングカズ
これ多分さ、ちょっとした要請もあってザックの今更の代表改革を実行に移す為の発言じゃないか?
もちろんカズが呼ばれる事はないしそれは本人も自身も承知だろうけど
日本サッカーの象徴であり今やファンの間だけなら一番の影響力がある人物
そんなカズがこの発言をする事によって世論は今更の改革も有り、終わったと思ってた選手の器用も一重にバッシングのみにはならずとなる
世論に迷走するザックジャパンを救う為の恥を惜しまぬ救いの一言
カズはいつもそう、背中を押してくれるのではなく自らを犠牲にして日本の足掛かりになってくれる
それがカズ、三浦知良なんだ
あのブラジル戦見たら、本田も絶対じゃないな…
W杯優勝目指すなら、ラグビーじゃないが、外人4人位必要だろ…誰か帰化させろよW キックォーフee