梅津正彦
『キッズ・リターン』に出演したたけしの弟子のお宮の松は、それ以来、梅津さんと親しく付き合っていたという。2012年1月27日に、太ももにできた腫瘍に悪性の疑いがあると宣告された梅津さんは、お宮の松に「北野監督はオレを芸能界に入れてくれた人。心配かけたくないから、監督には病気のことは絶対言わないでくれ」と口止めしたという。さらに、亡くなる前日も、「監督には心配かけたくないから、言わないでくれ」と言っていたという。
この話を聞いて、筆者は10年前に膀胱がんで37歳の若さで亡くなった友人を思い出した。友人は九州の焼酎の蔵元の息子だったが、高校進学で東京に出てから、ゲイの世界に入ったために、家を継がなかった。その彼ががんの告知を受けて入院。退院後、筆者の誕生日パーティーに来た時に「大丈夫か?」と声を掛けたが、「大丈夫よ、私は本多の葬儀委員長をやるんだから、あなたより先に死なないから」と言ったにもかかわらず、2カ月後に他界した。亡くなる前日、九州から駆けつけた母親に「ゲイの世界に入ってごめんなさい」と詫びたという話を聞いて、涙が止まらなかった。
たけしも、お宮の松から梅津さんが「芸能界に入れくれた人に心配をかけたくない」と言っていたということを聞いて、感動したという。「今どき義理堅い、こんな素晴らしい男がいたんだよね。弔問に行ってきたよ」と言って、たけしは少し涙ぐんでいた。
そのたけしだが、その日は、フジテレビの『27時間テレビ』用の収録で膝を怪我したらしく、痛々しい姿で現れた。66歳となった今も、芸人として体を張りつつ、映画人としても妥協をしない。そんな姿勢が、梅津さんにも愛されたのだろう。サービス精神はわかるが、危ないことは若い連中に任せて、そろそろ卒業してもらいたい。
[cyzo]
http://www.cyzo.com/2013/08/post_14125.html
【関連商品】
ツイート
話題の記事&画像
【関連記事】
- ビートたけし不倫報道で蒸し返えされた資産、隠し子&FRIDAY襲撃事件のもう一人の愛人は...
- ビートたけし不倫&離婚決意と文春が報じる。100億円の愛人!?不倫相手の素顔とは
- 言いたい放題のたけしはどこまで許されるのか!?「言い過ぎ」だとの声も続出!!
- なべやかん披露宴にたけしが替え玉花婿でサプライズ登場
- タモリ、いいとも最終回の最後のひと言「あしたも見てくれるかな!」
- ビートたけしの震災直後の言葉「1人が死んだ事件が2万件あった」大事なのは悲しみを想像する力
- 良妻!?鬼嫁!?下積み時代を支えたお笑い芸人の嫁事情とは・・・
- 「あの人の番組には出たくない」芸人、スタッフに嫌われてる司会者とは...
- 落合博満の年俸闘争はビートたけしの直言がきっかけ「何で野球で1億円いかないんだ?」
- ビートたけし「弱ってる相手をかさにかかっていじめるのは、とにかく下品なんだよ」
キッズリターンの続編はキャスト変えないでもらいたかった肛門をクンカクンカしたい
どーでもいーわー
特にありますん。