薬物規定違反で米大リーグ機構(MLB)から211試合の出場停止処分を受け、異議申し立て中のヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(38)。大リーグ生活は風前のともしびだ。プレー機会を求めて日本球界移籍の噂もあるが...。


アレックス・ロドリゲス

Aロッドは最終的な裁定が下る来月末まで出場を続ける腹づもり。11日(日本時間12日)のタイガース戦では、今季初アーチを放った。しかし、最終決定が"クロ"だった場合、年齢的にも大リーグに復活するのは簡単なことではないだろう。

そこで浮上するのが日本球界入りの可能性だ。実際、昨オフにはソフトバンクがAロッド獲得の意思を非公式にヤンキースに伝えたと米メディアでは報じられている。スキャンダルまみれではあるが、日本でも人気が高いことから観客動員にもつながる大砲だ。

苦戦が続く両リーグの最下位球団にAロッド獲得に興味があるかどうかを直撃すると...。

日本ハムの球団首脳は「Aロッド?昔からよく見ているし、日本でプレーするならぜひ見てみたいね」と目を輝かせつつ、獲得の可能性は「ウチに聞くほうが間違ってる」とバッサリ。球団幹部も「親兄弟はともかく、本人のコンプライアンスに問題がある選手は困る」と眉をひそめた。

ヤクルトの球団関係者も「タダでも要らない。薬物がらみの外国人には懲りているから」とにべもない。2008年に加入したリオスはシーズン中に禁止薬物の使用が発覚し、1年間の出場停止処分を科されて自由契約に。前出関係者は「親会社は健康が売りだから、それはもうカンカンだった」とうんざり顔だ。


リオスの謝罪会見

Aロッドは日本球界からも総スカンだ。

[zakzak]
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20130814/bbl1308141529007-n1.htm

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