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バレンティン大記録前に足踏み!ご意見番はこう思う

プロ野球記録の年間55本塁打まであと3本に迫っている、ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)が2日連続で不発。1日の横浜DeNA戦(神宮)では犠飛で1打点こそあげたが1打数無安打1三振&2四球。プロ野球新記録の月間18本塁打を固め打ちした8月が終わり、豪快アーチを量産してきた"確変"モードも終わってしまうのか。

ウラディミール・バレンティン
ウラディミール・バレンティン

本紙評論家の金森栄治氏は「しばらく足踏みするかもしれない」と警鐘を鳴らす。(笹森倫)

バレンティンのバットに、わずかながら陰りが見え始めた。1日のDeNA戦。同カード3試合連続の2四球で歩かされ、残る打席は左犠飛と見逃し三振。「四球も試合の一部。向こうもウチもクライマックスシリーズがかかっているから仕方ない。打てる球を投げてこないのであれば、どうしようもない」とため息混じりに語った。

いまや打席で2ボールになれば、観客席からは猛烈なブーイング。しかしDeNAも勝負を避けているわけではない。ヤクルト・佐藤打撃コーチ兼作戦担当は「甘い球もあったと思うけど手が出なかったね。外に来ると思って踏み込んだら、内に来て戸惑ったり。自分の巡りで打てていない感じ。まあ、いつも打てたら70本(塁打)までいっちゃうでしょ」と勢いの陰りを見てとる。

バリー・ボンズ2001年に米大リーグ記録の73本塁打を放ったジャイアンツのバリー・ボンズは、年間177もの四球を選び出塁率は・515に達した。バレンティンは四球攻めを受けているといっても、この日で86個目。出塁率も・468にとどまる。

イラ立ちも見え始めたスラッガー。「ボンズのように好球必打の構えを崩さないことが重要。自分の打撃を崩してしまっている」と警告するのは、金森栄治氏だ。

「このところは"どうせストライクなんか来ない"と思って、踏み込んで外角のボール球を本塁打にしてみたり、逆に思い切り開いて内角のボール球を本塁打にしてみたり。いい打者でも、そうでない打者でもそうやって打つことはできるが、長続きしない。逆に甘い球を確実に仕留める確率が下がる」と分析する。

"確変"中には、身内のヤクルト側からも「オレだったらもっとインサイドにガンガンいくけどなあ。イライラしてくるだろうから」と疑問の声が出ていた。相手バッテリーも「そこまで制球ができて、スピードもそこそこある投手はいないから...」(中日・谷繁)と、攻めきれないもどかしさがあった。

だが、歯車はたった1球で狂ったようだ。30日の同カードで52号を放った直後の打席に、小林太が投じた内角高め速球にのけぞってから、外角に全く踏み込めずスライダーに空振り三振。そこから鳴りを潜め、佐藤コーチも「影響があるかもしれないね」とみている。

金森氏は「体の使い方も、頭の中身も柔軟なタイプ。ここから持ち直すこともできるはず」とラストスパートに期待を寄せる。新記録への産みの苦しみ。ここが正念場だ。

野村克也歴代2位の657本を放っている野村克也氏(78)は、ヤクルトのバレンティンが新記録の56本を射程圏に入れていることに「王の記録を破られそうなのは面白くない。日本の選手に破ってほしかった。メジャーをお払い箱になった選手に抜かれるのは日本の恥だ。プライドはないのか!」とかみついた。

王貞治球団会長一方、868本のソフトバンク・王貞治球団会長(73)は「凄い話題だね」とバレンティンの本塁打量産について初めて言及。その上で「ホームランの魅力は試合の流れをがらっと変えられること。彼(バレンティン)と自分は別だと思わず、彼にできることは自分にもできると思ってほしい」と話し、野村氏と同じく、和製大砲の出現を切に願っていた。

[zakzak スポニチアネックス]
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20130903/bbl1309030720000-n1.htm
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/01/kiji/K20130901006528020.html

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[9] 渡辺元智

バレンティンガンバレ!


いつまでも奉り上げてる記録じゃないし、日本人が更新しようが了いが、選手が一年間頑張った成績なんだからさ。 打たせたくないなら普段から警戒しとけよ! ボールも戻せよ… アホアヘヒュ〜 もっと楽しい野球が見たい

[8] 匿名

また誰かさんの圧力か?
50越えて四球責めとか見え見え
記録どうこうではなく勝負してほしい

バレンティンの記録更新には期待してるから
圧力に屈しないでほしいなぁ

[7] サイコ若木木

バレンティンの大砲55本な肛門をクンカクンカしたい

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