イングランド・プレミアリーグで昨季優勝したマンチェスター・ユナイテッドが12位と低迷中。開幕6試合を消化して勝ち点はわずかに「7」。同リーグが始まった1992年以降、クラブ史上最悪のスタートだ。

今季27年ぶりの監督交代で就任したモイーズ監督による日本代表MF香川真司(24)への"いじめ采配"も続いている。28日のウェストブロミッジ(WBA)戦で、指揮官は香川に左サイドでリーグ戦今季初先発を命じたが、前半で香川を交代させた後、立て続けに失点し1-3と完敗。


香川真司

モイーズ監督は「シンジのベストポジションは10番(トップ下)かもしれないね」と起用法について迷っていることを吐露した。

一方で香川の代わりに投入した18歳MFアドナン・ヤヌザイには「彼の次の目標はレギュラー取りだ」と、今季からトップチームに昇格したルーキーを持ち上げる寵愛ぶりも披露した。

古巣ドルトムントからレンタル移籍のオファーがあったが、マンU残留を選択した香川へのファンの支持率は高い。

9月の日本代表戦(対ガーナ戦)で「なぜマンUでは起用されないのか?」という質問に「その答えはデビット・モイーズに聞いてください」とコメント。「前を向いて頑張りますよ」と笑顔で語っており、監督批判など一切なかった。これが完全に誤訳された形で英紙が監督批判をしたと報じられた。だが、この報道後、ホームゲームで香川がボールを持つとスタンドから"拍手"がわき起こるほど、ファンは熱い支持を送っている。

新任の指揮官の早期解任はまずありえない。が、昨季まで指揮していたファーガソン前監督のアドバイザー職での現場復帰への声もあるなど、このまま"いじめ"と泥沼が続けば状況は変わる可能性がある。今季もあらゆる面で香川がマンUのキーマンのようだ。

[zakzak]
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20131001/soc1310010719000-n1.htm

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