2014 FIFAワールドカップ組み合わせ
だからといって、組み合わせに恵まれたとは言えない。
12月6日に行なわれた抽選会は、あらかじめ大陸ごとにグループ分けがなされていた。日本が振り分けられたポット3は、アジアと北中米カリブ海地区の8か国で構成された。
ポット3でもっとも手強いのは、94年大会から5大会連続でベスト16入りしているメキシコだ。2012年のロンドン五輪では、決勝戦でブラジルを破って金メダルを獲得している。地区予選ではもたついたものの、北中米カリブ海とアジアの代表のなかでは、頭ひとつ抜け出た実力を持つ。
アメリカも侮れない。自国開催した94年以降は、安定した力を発揮している。主力選手のほとんどは、イングランド、ドイツ、イタリア、フランス、メキシコなどで"外国人選手"として活躍する。2010年大会もベスト16入りしており、W杯のダークーホース的存在だ。
そうした国々との対戦を免れたコロンビア、コートジボワール、ギリシャの心境は?
「日本で良かった」と思っているはずだ。
一見して強豪と分かる国がひとつもないことで、日本国内には早くも楽観論がはびこりつつある。スペイン、オランダ、チリと対戦するオーストラリアに比べれば、悪くない組み合わせなのは確かだ。しかし、FIFAランキングが40位台の日本にとって、「いい組み合わせ」などそもそもありえないのは、はっきりとさせておきたい。
グループステージ突破のポイントは、何といっても初戦だろう。ここで勝点3を取れば、残り2試合は1勝1敗でOKだ。1分1敗に終わったとしても、決勝トーナメントに進出できる2位以内へ滑り込む可能性は残る。2010年の南アフリカ大会も、初戦でカメルーンを下したことでチームに勢いが生まれた。
カメルーン戦に勝利した日本代表
もうひとつの勝利は、2008年5月の対戦で奪った。ただ、当時の主力で現在も得点源を担うディディエ・ドログバ(35歳/ガラタサライ=トルコ)が来日していない。来日メンバーも通常より少なく、当時J2の徳島ヴォルティスに所属していたセイドゥ・ドゥンビアが急きょチームに合流したほどだ。過去の対戦成績が日本の優位を裏付けるものにはならないことが、お分かりいただけるはずだ。
35歳となったドログバは、いまなお健在である。日本ではベテランと呼ばれる年齢でも、身体能力は世界のトップクラスだ。ゴール前の決定力は衰え知らずで、十分な警戒を必要とする。
ドログバだけではない。DFディディエ・ゾコラ(32歳/トラブソンスポル=トルコ)、MFヤヤ・トゥーレ(30歳/マンチェスター・シティ=イングランド)、FWサロモン・カルー(28歳/リール=フランス)といった経験と実績を持つ選手が揃う。
25歳となったドゥンビアは、本田圭佑と同じCSKAモスクワ(ロシア)に在籍し、一昨シーズンは得点王に輝いている。
アフリカ人選手に共通する特徴は、圧倒的なまでの身体能力だ。高く、強く、速く、それでいてしなやかな選手が多い。コートジボワールも例外でなく、身体と身体のぶつかり合いでは間違いなく劣勢を強いられる。
日本が勝機を見出す第一歩は、持ち前の組織力をフル稼働させることにある。攻撃でも守備でも、1対1の局面を作らせない。2対1、3対2といった数的優位な状況下で、ゲームを進めていくのだ。
日本に有利な条件もある。
コートジボワール戦が行なわれるレシフェのスタジアムは、今年6月のコンフェデレーションズカップでも使用された。イタリアと3対4の撃ち合いをした一戦の会場である。芝生の感触やスタジアムの雰囲気などを事前に把握できているのは、コートジボワールにはないプラス材料と考えていい。
また、イタリア戦で見せた攻撃的な姿勢は、地元サポーターに強い印象を残した。再びレシフェを訪れる日本が、好意的に迎えられる可能性はある。
コートジボワール戦を迎えるにあたっては、事前の準備が重要な意味を持つ。ブラジルW杯で使用される10会場のなかには、高地のスタジアムや高温湿度のスタジアムも含まれている。現在選定中のベースキャンプ地を、どこに置くのか。W杯へ向けた戦いは、すでに始まっているのだ。
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サッカーは水物。
勝負はやってみなけりゃ分からないから面白い。
戦力分析を徹底的にしてから本番に挑もう。
相手が何処であろうと四年間強化をしてきたモノを魅せてほしい。
南アフリカW杯のように引いて守って予選突破は見たくない。
ナカムラ鋭いなw
俺は
コートジボワール1-2
ギリシャ1-1
コロンビア2-3
さよならザパンw
チョンに見下される恐れがある
敗退した方がいいなんてどこに書いてあるのだろう?