最後の国立競技場でニュージーランドに4ゴール勝利
勝ちはしたものの、チームも自身も満足のいく内容ではなく「良いことを話す必要はない、特に今日の試合は。2失点目とか、まずい取られ方もあった。オレはチャンスがあったが、そこを決められないほうが問題でしょうね」と試合後は厳しい表情で話した。
6月のW杯本大会へ向けて重要な位置づけとなる一戦で、良い部分と悪い部分が露呈。そんななか、本田はある変化を見せていた。それが"ニューオレ様"の誕生だ。
これまでは強烈な自己主張を貫くことで代表で結果を残し、チームの中心へとのし上がった。ところが、ブラジルW杯へ向けてはこの姿勢の180度転換を決意したという。
「決して彼はバランサーじゃないけど、今回だけは感性を伝え合って、うまくチームのバランスを整える。そういう役目をきっとするし、そう考えている。本当に勝ちたがっているから、そういうふうにするよ」。そう明かすのは幼少期の本田を指導し、現在も親交が深い田中章博・摂津パルティーダ監督(62)だ。
本田は2008年北京五輪での惨敗や10年南アフリカW杯の快進撃など国際大会でさまざまな経験を積んできた。そして優勝を公言する今回のW杯で、どうすれば目標を達成できるのか考え抜いた。その答えがこれまでの王様キャラを捨て去ることだった。
本田の胸中を田中監督はこう説明する。「圭佑はまさに中核でリーダー。指揮を執れる位置にいるから、みんながいかんなくそれぞれの良さを発揮できるような、そういう環境を作る発言をしないと。今までみたいにオレがオレがというのじゃダメ」
実際、この日は意識的に周囲を生かそうとするプレーが随所に見られた。何より、これまで常に主張してきたPKのキッカーを、香川にあっさり譲った。
本田も「オレは察したよ。オレも取りたかったけど、あのシーンに関してはオレよりも真司の蹴りたい気持ちが勝っていた」とさらりと言ってのけた。さらに、代表全体についても「個を求めないといけないと書かれるのは本望じゃない。次のステップに進むようなことを話して、それを日本全体に浸透させていくべき」。個々の力よりチームとしてのアップへ転換を図る考えを示唆した。
今年1月からイタリアの名門ACミランの一員となったが、なかなか結果を残せず苦闘を続けている。それでも、その経験を決して無駄にはせず"変身"へとつなげた。生まれ変わったエースとともに、ザックジャパンはいよいよ総仕上げへと向かう。[東スポ]
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/soccer/241776/
■本田が報道陣にした異例のお願い
前半17分までに大量4得点。その一方で相手にも2得点を許した。トップ下でフル出場した試合後、本田は1月19日のセリエA・ベローナ戦以来の取材に応じた。「少しだけ」と前置きしながら口調は熱を帯びていき、テレビインタビューまで含めると約30分間の独演会。そして最後に報道陣に異例のお願いをした。
「4年前くらいとは言わないけど、W杯までは厳しめに書いてほしいんですよね。期待した映画ががっかりしたこととかあるでしょ」。昨年8月の親善試合ウルグアイ戦後には「あまり(守備陣を)責めないでほしい」と言ったが、この夜は逆だった。キャプテンマークは同学年の長友が巻いたが、07年に代表入りした時からリーダーの自負はある。これも本田流のチーム引き締めだった。[スポニチ]
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/03/06/kiji/K20140306007719810.html
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最近の代表戦で本田のPK,FKに良いイメージがない
本田のユニクロジーンズを穿く肛門をクンカクンカしたい
イタリア人に何あの服装って馬鹿にされていました。