サッカー女子アジア杯第5日(18日、ベトナム・ホーチミン)

日本代表のなでしこジャパン(世界ランク3位)がヨルダン代表(同54位)を7-0で下し、1991年の第1回中国大会から7大会連続での女子W杯(2015年6月開幕・カナダ)への出場と大会準決勝進出を決めた。


ゴールを決めた阪口と喜ぶ澤

引き分け以上でW杯出場権が決まる一戦に、日本代表は代表初先発のMF猶本光(20)=浦和=など新戦力が主体に。

主力級のMF澤穂希(INAC神戸)、宮間あや(岡山湯郷)、川澄奈穂美(レイン)、FW大儀見優季(チェルシー)らはベンチスタートとなった。

前半25分、敵陣エリア外でこぼれ球を拾った猶本が左サイドのMF宇津木瑠美(モンペリエ)にパス。宇津木がゴール前にクロスを入れ、フリーのFW吉良知夏(浦和)がコースを狙ったヘディングシュートで代表初ゴールをあげた。

この一撃で火がついたなでしこは、主力組のMF阪口夢穂(日テレ)の2ゴールなど怒濤の7ゴールで圧倒した。

2連覇がかかるW杯への第一関門を、圧倒的な強さを見せて突破した。終了後、この日は90分間ベンチを温めた主将の宮間は、後半に得点をあげた阪口に「W杯おめでとう!」と駆け寄ったが、自らの言葉に「また出るんだなと実感した」と安堵の笑みをみせた。

それでも佐々木則夫監督は「これからが勝負」と気を引き締めた。過去に優勝のないアジア杯にも「ぜひとも、獲りたいタイトル」と奪取を明言した。

韓国、中国そしてオーストラリアの3強が勝ち上がった準決勝からは、エース大儀見がチーム復帰のため離脱。なでしこジャパンの真価が問われる大事な試合が続く。[zakzak]
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20140519/soc1405191154002-n1.htm

■準決勝で「なでしこ」避けろ!!

中国メディア・捜狐は19日、準決勝で「なでしこ」との対戦を避けるために、「中国は絶対に勝たなければならない」と伝えた。

中国は現在同組2位以上が確定。8年ぶりのワールドカップ出場と今大会の準決勝進出を決めているが、1位通過のためにはリーグ最終戦の韓国戦に勝たなければならない。一方韓国は、引き分ければ1位が確定する。

記事は、日本がA組で1位になり、中国が2位通過すると準決勝で日本と当たることを紹介。今大会で中国サッカー協会が「3位以上」を厳命していることから、「世界王者の日本はアジアで無敵であり、中国は力を尽くして日本を避けなければならない」とした。

試合会場のホーチミンは日中38度まで気温が上がり、湿度も高く厳しい戦いが強いられそうだ。記事は、中国代表の選手が「中韓の実力は拮抗していて、ハードな戦いになる。先制したほうが優位に立つと思う」と語ったことを併せて伝えた。[Searchina]
http://news.searchina.net/id/1532670

■なでしこジャパンに"男性疑惑"の強敵あらわる

2014年5月15日、女子サッカー韓国代表に強力FWが帰ってきた。"性別疑惑"で4年にわたり代表入りできなかったパク・ウンソンがアジアカップで爆発した。16日、環球時報が伝えた。

ベトナムで開催されている女子サッカー・アジアカップ。15日には韓国対ミャンマーの一戦が行われ、韓国は12対0と圧勝した。2ゴールをあげ勝利の立役者となったのがパク・ウンソン。180センチの体躯は男性で見まごうほどにがっちりしている。そのため男性疑惑がつきまとい、前回大会では中国代表から「大会に出場するなら性別検査を要求する」と言われ最終メンバーから外されていた。韓国国内リーグでも昨年、性別疑惑が取りざたされていた。

性別検査要求は人権侵害だと韓国国家人権委員会が判断したことで、ついにパク・ウンソンをめぐる騒動は終結。代表チームにも加わることとなった。韓国代表のアジアカップ奪還に向け、大きな力となりそうだ。[Searchina]
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=88212

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