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コートジボワール戦、日本代表は、自分たちのサッカーを『やらなかったのか』それとも『やれなかったのか』

やらなかったのか、それともやれなかったのか。

日本代表はブラジルワールドカップのグループリーグ初戦コートジボワール戦を逆転負け(1-2)で落とした。最も重要と言われる初戦を落としただけでなく、内容的にもほとんど日本代表の良さを出せなかったことで、ショックを受けた人も多いのではないだろうか。

前半16分、ゴールを決める本田
前半16分、ゴールを決める本田

もちろん、自分もその一人である。負けたことはもちろんショックだが、それ以上にショックだったのは、日本代表がザッケローニ監督の下、この4年間かけて築いてきたサッカーをピッチの上で全くと言っていいほど表現できなかったこと。ここで、冒頭の疑問が脳裏に浮かび上がった。「日本代表は果たして、自分たちのサッカーを『やらなかったのか』、それとも『やれなかったのか』」。

おそらく、答えはその両方なのだろう。両サイドのMF、香川と岡崎が守備に奔走するのはザッケローニ監督の本意ではなかったかもしれないが、GK川島がゴールキックをほとんどつながずに、前線の大迫目がけてパントキックを繰り返していたのは、明らかに戦術だったはずだ。

前半16分に本田圭佑が挙げた先制点を守ろうとしたのか、得点後はより守備的になった日本代表は、結果的に走り回され、前半のうちに予想以上に足を使わされてしまうことになる(※前半の非ポゼッション時の走行距離はコートジボワールの1.5倍)。その結果、後半9分の遠藤投入後、そして2点を返された後の大久保投入後も、状況は全くと言っていいほど変わらなかった。足を消耗してしまった日本代表には、すでに自分たちのサッカーをやる力は残されていなかった。

ドログバと喜ぶジェルビーニョ日本代表が自分たちのサッカーをやれなかった一番の要因は、言うまでもなく、コートジボワールの実力が日本代表よりも格上だったことである。特に、スピードとフィジカルにおいては、明らかにコートジボワールに分があった。そして、ヤヤ・トゥレやドログバといった主軸選手のここぞという時のプレーは、やはり世界トップクラスであった。

ザッケローニこの試合で最も残念だったのは、ザッケローニ監督の戦い方に迷いが見られたことだ。逆転を許した後の本田圭佑の1トップ起用や、試合終盤のパワープレーは、おそらくザッケローニ監督の試合プランにはなかったものだろう。そもそも、パワープレーをやるならば、上背のあるFWをブラジルへ連れてくるべきだった、という誹りを逃れられない。

ただ、幸いにも、まだザッケローニ・ジャパンの挑戦は終わってしまったわけではない。グループリーグはまだ2試合残っている。まずは、次のギリシャ戦に向けて、中4日の準備期間で、いかに修正できるのか。ブレてしまった方向性を修正し、再び同じ方向を向いて戦える状態にできるのか。

個人的には、今回の日本代表は歴代最強だと思っている。それだけに、このまま終わってしまうのは悲しすぎる。もちろん、勝敗は時の運だ。しかし、その生き様を自分たちで選ぶことは可能なはずだ。ザッケローニ監督及び日本代表選手たちが、自分たちのサッカーを取り戻してくれることを切に願う。[Soccer King]
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140615/200949.html

■第2戦の必勝を誓う香川「リスクを冒してやっていく」

香川真司10番を背負うFW香川真司(25=マンチェスター・ユナイテッド)が第2戦の必勝を誓った。初戦から一夜明けたこの日の練習後、取材に応じた香川は「まだリーグ戦で敗退したわけではない。しっかり準備し、みんなで話し合っていきたい」と語った。そのうえで、コートジボワール戦を振り返り「どうしてもトライできなかった。W杯の雰囲気もあって、打開できなかった。自分自身はプレッシャーもあったし、緊張感があったのは事実」と悔やんだ。

次戦に向け「もうやるしかない。このために4年間やってきたのだから、絶対に勝つ。タイミングはあるけど、リスクを冒してやっていくし、主導権を握って勝ちたい。勝てばチームに勢いも出てくるし、それを信じてやるしかない」。開き直って決勝トーナメント進出を目指す。[東スポ]
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2014brazil/278865/

■カズ「まだ2試合残っている」

日本サッカー協会(JFA)のアンバサダーとして、ブラジルに渡り、日本代表のW杯初戦となったコートジボワール戦をスタンドから見守った横浜FCのFW三浦知良のコメントを、JFAが発表した。

コートジボワール戦をスタンドから見守った横浜FCのFW三浦知良MF本田圭佑のゴールで先制しながらも、後半に2失点を喫して逆転負けした試合について、カズは「結果はとても残念でした」と振り返り、「まだ2試合残っていますので、よい準備をしてください」と、日本代表にエールを送った。

ブラジル留学時代に約8か月間、レシフェの隣町で生活していたカズは「ブラジル・レシフェで日本代表の試合を観戦出来たことは大変嬉しく思います。国歌斉唱のときは、胸にこみ上げるものがあり、グッときました」」と、コメント。そして、「ここに僕を来させてくれた皆様に感謝したいと思います」と、初めてサッカーのW杯を体感できたことに感謝している。[ゲキサカ]
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?141066-141066-fl

■大島優子、中田英寿の言葉に「深いですね」

大島優子ブラジルに到着した大島は、「ブラジルは日本の真裏なんですけど、現地の熱狂をみなさんに伝えられるように私も熱狂してきます」と気合十分。開催都市であるサンパウロを訪れ、応援グッズで遊んだり、各国のサポーターと交流したり、現地の熱狂ぶりを伝えた。

中田英寿また、中田英寿氏がW杯期間限定でサンパウロにオープンした「nakata.net cafe 2014」を訪れ、中田氏を直撃した。初戦のコートジボワール戦について聞くと、中田氏は「アフリカのチームって一番読みづらいんですよ。ノリでしょうね」と答え、「重要なことは自分たちがどういうサッカーをするか。持っている実力をちゃんと出せれば勝てる試合だと思います」と予想。そして、「実力だけでいったらベスト4くらいまでいく実力はある」と日本代表を評価した。

さらに中田氏は、「結果だけを見てても正直意味がない。(日本のW杯出場は)今回で5回目ですけど、日本はこういうサッカーをするんだというのを世界に残せていないんじゃないかな」と言い、大島も「確かにそれはピンとこないかも」と納得。続けて中田氏は「それをどうやって積み重ねていくかってことが、次の4年後や、10年後、20年後、50年後につながっていく」と日本のスタイルを築く大切さを語り、「ブラジルだってずっと積み重ねてきてブラジルというサッカーが確立された」と言うと、大島は「深いですね」と聞き入っていた。[マイナビ]
http://news.mynavi.jp/news/2014/06/14/085/

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W杯 ブラジル ワールドカップ
[10] そり

香川に俊輔臭を感じる。
勝ちたいのならご決断を。

[9] 香

サッカーヲタってウザいの気づいてないよな笑

[8] あ

着実に3戦全敗に近づいている

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