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浅田真央 現役続行宣言の裏で熾烈な駆け引きが?引退できない理由とは...

現役続行への意欲をブログで表明したフィギュアスケートの浅田真央(24)が18日午後、自身が主演する今夏のアイスショーについての記者会見で、

「1年間休養してきたが、自然と試合が恋しくなり、試合で良い演技をしたときの達成感を味わいたいと思った。試合に出場する状態に持っていけるように、毎日練習しています」と話した。

浅田真央 現役続行宣言

これまで進退について「ハーフ、ハーフ」と表現していたが、この日の会見では

「ソチ五輪後は辞める気持ちもあったが、今は100%復帰するつもりでやっている。次の平昌五輪はまだ考えられない。最低でも昨年の世界選手権のレベルに持って行くことが目標です」。

休養中にエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が、浅田の代名詞であるトリプルアクセル(3回転半)ジャンプを成功させるなど世界のレベルは上がっている。

[引用/参照:http://www.asahi.com/articles/ASH5L4CHBH5LUTQP00T.html]

□ ブログでも現役続行を宣言

フィギュアスケートの浅田真央(24)が18日、公式ブログで現役続行を明らかにした。

今回更新したブログでは「選手として試合に復帰するために、3月にコーチにお願いをしに行き、5月からコーチと共に練習を始めています」と既に3月には心を決め、復帰へ向けて動き出していたことを明かした。

浅田は、現役続行を決意するに至る心の移り変わりを「休養中に、まだできると思い始め、自然と、試合の時に最高の演技をした時の達成感や喜びの感覚が恋しくなり、試合に戻りたいと思うようになりました」とつづった。

再び指導を受け始めた佐藤信夫コーチには「上手く行けば試合に出られるかもしれないですし、上手く行かなければ試合に出られない事もあるとコーチから言われています」と、甘い道でないことへの覚悟を求められているという。

復帰への道がやさしくないことを前提に、浅田は「今はまだ道半ばなので、試合に出ますと断言する事は出来ません」と、待ち受ける練習の厳しさに心の準備を整えている。

[引用/参照:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000043-dal-spo]

□ ルール改定で勝てる可能性は低い?

5月13日、スポーツニッポン、日刊スポーツ、朝日新聞が休養中の浅田真央が現役続行を視野に練習を開始したことを一斉に報じ、大きな盛り上がりを見せている。

その愛くるしい笑顔と圧倒的強さで国民的にも絶大な人気を誇る浅田の復帰は、多くの人々にとって歓迎すべきことだったのだろう。

だが翌14日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では一転、「今月中に引退発表」として、既に引退を決意した浅田が佐藤信夫コーチなどごく親しい人にその気持ちを伝えたと報じたのだ。

スポーツ紙に比べ締切の関係もあるだろうが、それにしてもあまりの間の悪さに「『週刊文春』の大誤報」として笑いもの扱いされているほどだ。

しかし、こうした相反する報道の裏には「週刊文春」誤報とはまったく別の、ある事情が存在した。

というのも「週刊文春」の取材に対し、佐藤コーチは「それ(引退発表)については私も同じような話を聞いています。ただ本人から直接聞いたわけではないですし...」と言葉を濁しながらも認めている。

そして「週刊文春」で引退がスクープされたからこそ、浅田サイドは復帰を打ち上げざるを得なかったというのだ。

「13日のスポーツ各紙の復帰報道は『週刊文春』の引退報道潰しの意味合いが強い。実際には近しい関係者の間では浅田の復帰の可能性が極めて低いことは周知の事実なんです」(フィギュアスケート関係者)

というのも、浅田をめぐる状況は極めて厳しいものがあるからだ。

その最大の理由が「ルール改定」だ。2014年4月に国際スケート連盟(ISU)がルール変更を発表したが、なかでも浅田にとって大きかったのは「ジャンプの踏切違反の厳格化」だった。

浅田真央 ジャンプの踏切違反の厳格化

ルッツはアクセルの次に難易度が高く得点も高いジャンプだが、しかし浅田にはルッツの踏み切りに癖があり、ほぼ毎回のようにエラーがついていた。

しかも、それを矯正すると全体のバランスを崩すため、佐藤コーチも否定的だったと言われている。浅田にとってこのルール改正は現役続行に大きな影響を与えたといわれ、ルール改定が発表されたおよそ1カ月後に休養宣言したことの関係も取り沙汰された。

それだけではなく、浅田の専売特許だったトリプルアクセルを成功させるなどロシア勢の台頭もあり、浅田が現役に復帰しても勝つのは困難だと見られている。

しかし、簡単に引退宣言をするわけにいかない事情もあった。それが7月から全国各地で開催が予定されている浅田のアイスショーだ。

「完全に引退するとなると、人気の浅田とはいえ、その商品価値は激減してしまいます。そのため商品価値が下がらないようにギリギリまで引っ張りたいというのが本音でしょう」(同前)

実際、昨年の休養宣言以降、浅田の"商品価値"は下がっていると言わざるを得ない。

毎年5月に発表される「日経エンタテイメント!」(日経BP社)のタレントパワーランキングで浅田は毎年ランクインしており、14年には堂々の1位だったが、しかし15年はなんとベストテン圏外になってしまった。

浅田真央 引退できない理由この数字からも明らかなように、浅田の人気は現役選手だからこそ保ちつづけられたものだったのだ。人気を復活させ、商品価値を維持させたい──そのためには早々に"完全引退"を宣言するわけにはいかない。

もちろん、こうした思惑は浅田本人だけではない。スケート連盟、所属事務所、スポンサーなど、浅田利権に群がる関係者の総意だろう。

さまざまな大人の事情から、引退と現役続行報道の駆け引きが行われているのだが、しかし、浅田の去就がここまで話題になるのも、彼女の存在感の大きさゆえだろう。

[引用/参照:http://lite-ra.com/2015/05/post-1106.html]

□ 「真央バブル」で肥えに肥えた連盟

真央が公式戦から消えて「女子フィギュアには華がなくなった」ともっぱらだった。

「ポスト真央」といわれる村上佳菜子(20)や宮原知子(17)の人気は本家に遠く及ばず、昨年の全日本ジュニアを制した樋口新葉はまだ14歳だ。真央の現役続行が正式に決まれば、契約スポンサーだけでなく、スポーツマスコミだって歓喜する。

だがしかし、真央の復帰を誰より願っているのはスケート連盟に違いない。

今さらではあるが、連盟にとって真央は、まさに「金のなる木」だ。スケート連盟が公表している財産目録を見ると、真央がシニアデビューした翌年の06年6月には約4億6000万円だった「正味財産」は、13年同期には約13億6000万円まで増えている。

現金預金も約2億4000万円から約9億円に増加。「真央バブル」で連盟は肥えに肥えた。

テレビの放映権や連盟のスポンサー料、大会の注目度や入場者数だって、真央が出る、出ないでまるで違う。

[引用/参照:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/159766]

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