実は、私はグラウンドでの攻防の際に船木のパンチを顔面に受けて、左の眼窩底を骨折してしまい、眼がまったく見えなくなってしまったんだ。
幸い船木はこのアクシデントに気付かず、私から離れてくれた。そこで攻撃に転じ、船木を倒してチョークスリーパーで仕留めたが、あれは最大のピンチだったと言っても過言ではない。
スリーパーを決めたときも、彼はギブアップしなかった。失神したために試合が終わったが、彼はギブアップするぐらいなら死を選んだに違いない。船木は間違いなく戦士であり、サムライだった。日本が誇るべき人物だよ。
'00年の船木戦。船木は日本刀を持って入場し、負ければ死ぬ覚悟で試合に臨んだが、〝最強〟の壁は厚かった
その後、一度は復帰を考えた。実は(エメリヤーエンコ・)ヒョードルと戦わないか、というオファーがあり、この実現に向けて動いていた。
ところが、試合の直前に足を痛めてしまった。結局ヒョードル戦は白紙となり、同時に肉体的な限界を感じるようになった。それで、引退を決意したんだ。
いまは戦いの舞台からは身を引いて、世界中を回って講演活動を行っているよ。私は柔術を通じて、勝負論、精神論、心をコントロールする技術を身につけた。その経験やテクニックを一人でも多くの人に伝えたいと思っているんだ。
日本の格闘技のいまについても話しておこうか。残念ながらいまの総合格闘技の環境は、日本人格闘家にとっていいものとは言えない。
UFC(アメリカを中心に流行している格闘技の大会)をはじめ、格闘技の主流は階級が細かく分類され、ラウンド毎の時間が短くなっている。こうした試合では、技術よりフィジカルの強さがモノを言うんだ。
日本の格闘家は、グラウンドなどの技術は優れているが、相手のミスをきっかけに勝負を仕掛けて勝つという傾向がある。それには長い時間が必要で、いまの3分や5分という短いラウンドでは不利なんだよ。
[引用/参照:http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37803]
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□ 【ヒクソンが死を覚悟した】船木戦眼窩底骨折の瞬間とヒクソングレイシー伝説
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結局、舟木が次とは別に言ってないみたいだな。
それにくらべて ローションヌルヌル在日朝○人 秋○って…
強い奴から逃げ回ってる印象しかないけど、公式戦無敗のまま引退とかプロ中のプロだよな