ロシアとカタールは2010年12月、FIFA理事会での投票でそれぞれ18年と22年のW杯の開催国に選出された。
しかしFIFAでコンプライアンス(法令順守)担当の最高責任者を務めるドメニコ・スカラ氏は、このほどスイスの週刊紙の取材に対し「投票結果が買収によるものだったことを示す証拠が提出されれば、両国の選出は無効となる可能性がある」と明言した。
ドメニコ・スカラ氏
ロシアでのW杯開催を統括するアレクセシー・ソロキン氏はCNNとの取材に応じ、同国の招致活動について「公正に行われており、FIFAの慣行からまったく逸脱するものではなかった」と主張。引き続き大会の運営に向けた準備を進めていくと述べた。
またカタールの最高評議会も、このほど発表した声明の中で「最近のFIFAをめぐる事柄は、22年大会に向けた我が国の準備状況に対し、いかなる影響も及ぼさない」と強気の姿勢を示している。
欧州と南米の2地域にサッカーの伝統国が集中する中、FIFAをはじめとするサッカー界は、ロシアやカタールといった国々でのW杯開催を新たな市場開拓のチャンスととらえている。
[引用/参照:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150608-35065592-cnn-int]
□ 2010年W杯はモロッコ開催だった?
『サンデー・タイムス』はボツワナ出身の元理事であるイスマエル・バンジー氏の証言をもとに、2004年5月に行われた理事会で不正が行われていたことを報道。「2010年W杯の開催地はもともとモロッコだった」と結論付けた。
同氏の証言によると、理事による投票の結果はモロッコが南アフリカを2票上回っていたのだという。しかし、発表されたのは14票の南アフリカに対し、モロッコが10票。元理事は「このことはくれぐれも内密にしてほしい」と言われたと認めている。
10年W杯については、すでに元FIFA副会長のジャック・ワーナー氏が南アフリカから多額の賄賂を受け取ったとする疑惑がかけられている。元理事はこのことに関しても認める証言をしているという。
[引用/参照:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150608-00653229-gekisaka-socc]
□ アンリの"神の手ゴール"もみ消し
当時、FIFAはアイルランドサッカー協会(FAI)に法的措置を取らせないために、500万ドル(約6億2千万円)の資金を提供したという。
2009年11月18日に行われたW杯欧州予選プレーオフの第2戦でアイルランドはフランスと対戦。延長前半にアンリのハンドから"疑惑のゴール"が生まれると、そのまま敗れた。
FAIはフランスサッカー協会とFIFAへ再試合を訴えるも認められず。フランスがそのままW杯本大会へ出場した。
[引用/参照:http://web.gekisaka.jp/news/detail/?164471-164471-fl]
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