金曜23時45分スタートの深夜ドラマ「ジウ」が、10%前後という高視聴率を獲得。全体的に低調な夏ドラマにあって、大健闘している。



早くもゴールデンタイムに移行しての続編、さらには映画化も検討されているというが、このヒットの原動力となっているのは、主演・黒木メイサ(23)のセミヌードシーンにあることは、間違いのないところだ。

背中を丸出しにした黒木が、恋人役の城田優の上にまたがり悩ましい声を出したり、糸を引くような濃厚キス。既に第一線で活躍している女優が、ドラマでここまで挑戦するのは、近年珍しい。

今年は、映画「アンダルシア 女神の報復」でもヒロインを演じ、フジの月9ドラマ「幸せになろうよ」のヒロインを務めるなど大忙し。歌手活動にも精力的で、10月からは8月末発売の新曲を引っさげ、全国ツアーを敢行すること決まっている。

そんな黒木が、「ジウ」では、なぜこうも勝負に出ているのか。

「一見、好調に見える仕事ぶりですが、実は映画は大コケ、月9ドラマも記録的な低空飛行に終わっているんです。特に、主演の織田裕二よりもスクリーン登場時間が長かった『アンダルシア～』では力不足が目立ち、女優としての評価に疑問符がつきはじめていたんです」(テレ朝関係者)

劇作家、つかこうへいの舞台で鍛えられ、芝居にはマジメに取り組んできたはずの黒木の評価が、決して高くなかったとは意外である。

「この数年、芝居への情熱を失っていたようです。原因は、09年に歌舞伎俳優の中村獅童との交際を事務所に反対され、別れさせられたことといわれていますね。キムタク主演の映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』への出演を控え、ゴシップは絶対にご法度の時期でしたから、致し方ないところでしたが、以降、黒木は事務所の言うことを、真剣に聞かなくなったんです」(事務所関係者)

そんな黒木も、出演作が不発続きで、さすがに尻に火がついた、ということのようだ。

少し濡れ場を見せただけで簡単にV字回復を成功させたということは、そっち方面に需要があるといこと。過激路線で、一気にトップ女優へと上り詰める事が出来るか。注目ですね。

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