近頃の「美魔女ブーム」にのっかて、テレビ出演しているあびる優(25)の母・貴美子(53)さん。


あびる優｜母・貴美子

一方、あびるの実父(55)は医者だといわれていたが、驚かされるのは、不行跡である。実は裏の顔があったのだ。

「父親はかつて港区内で歯科を開業していましたが、これはあくまで表の顔です」と、ある事情通。

「その傍らで都内に数店舗を構え、多重債務者を相手に10日で2割という法外な利息の貸金業を営んでいたのです。80人の部下を従えて月に数千万円の収益を上げていたといい、その世界では『システム金融の帝王』と呼ばれていました。

方々からかき集めた運用資金の返済に窮し、02年暮れに失踪騒ぎを起こしていたことは、当時報じられている。

続けて03年6月には、国税調査官に納税データの改ざんを持ちかけたとして東京地検特捜部に逮捕され、贈賄などで有罪が確定。それを受けて05年には、厚労省から「歯科医業停止2年」の処分も下されているのだ。せっかくママがブレークしても、パパがこれではいただけない。もっとも、「娘はすでに離婚しています」

そう明かすのは、福岡県大牟田市に住む貴美子さんの母親、つまりあびるの祖母である。

「あちらはお父様も四国の医大の名誉教授という家柄。お坊ちゃまでお人好しだから、周りに漏されて事件に巻き込まれたのだと思います。普段は仏さまのように穏やかで家族思いの人でしたけれど、やはり逮捕となって『子供の将来を考えれば離婚した方がいい』と、その頃私も勧めたのです」

最近の母娘の共演については、

「ちょうど帰省していた貴美子のもとに、出演依頼の電話が頻繁にかかっていました。あちこちで優(あびる)が『うちのママは綺麗なの』と話しているらしく、それが伝わったみたいですね」

ついでに、その愛孫の身の上にも水を向けると、

「昨年の夏頃、優がレーサーの彼を連れてうちに寄ったことがあります。交際を始めてからずっと求婚されていたのに、どうも優のほうが足踏みしていたようなのです。秋になってその男性と黒木メイサさんが2人で旅行したという記事が週刊誌に出た時、優はうちに2晩泊まって『結婚していればよかったのかな』と思いつめて泣いていました。そこであらためて好きだったと気づいたのかもしれません」

「帝王」と称された不肖の父は、娘のバージンロードを歩かせて貰えるだろうか。

[週刊新潮]
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