榮倉は剣技に長けた男勝りの「甲斐姫」役を演じているが、2カ月にわたって特訓し臨んだという乗馬シーンが本編で使われなかったことがショックだったそうで「カットされちゃいました」と監督にチクリ。これには監督もあわてて「もう一つの乗馬シーンはちゃんとあるでしょ!」とフォローしたが、最近の榮倉は撮影現場でも監督やスタッフにビシバシ意見を申し立てることで少々有名なのだという。
ヒットドラマ『メイちゃんの執事』(フジテレビ系)のヒロインを務めた当時、榮倉はインタビューで「子どもみたいな女優でいたい。子役の子って、お芝居というか、自然にそこにいるんですよ。なので、子どものような自由な心を持った役者でいたいって思います」と話している。なるべく自然体で演技に臨むように心がけているそうなのだ。
「前もってあまり役作りをすることもないようです。本番のインスピレーションが大切だそうで、NHKの朝ドラ『瞳』のヒロインを演じていた頃から、『台本だけでなく、演じる人(キャラクター)まで事前に作られてしまったら、見る人も話に入っていけない』と持論を展開しています。でも、それって木村拓哉が何をやっても"キムタク"なのと同じで、何をやっても"榮倉奈々"になってしまう。
自然体で役に入っていけるならイイのですが......。だから彼女の演技はまだあまり評価が高くないんですよね。そのくせ、現場ではアドリブを連発するんですよ。本人的には、自分なりに役を理解して、その人が言いそうなことをアドリブで入れているつもりなんでしょうけど、的外れなことが多くてNGになってばかり。さすがに勘違い甚だしいんじゃないかと思いますね」(映画制作関係者)
以前、ファッション誌の専属モデルと女優業を掛け持ちして多忙だった時期には、「誰のおかげで雑誌が売れてると思ってるんだよ!少しは休ませろ!」とタンカを切ったことがあると実話誌に伝えられたこともある榮倉。多少傲慢なところがあるのだろうか?
「でも、若手女優の中では使い勝手がいいほう。今って25歳前後の女優が花盛りなんですけど、10代~20代前半まではイイ子ちゃんだったのが、自信をつけてきたのか態度が尊大になってきた女優が少なくないんです。経験を積んでそれなりに演技にこだわりを持つようになるのは当然ですが、あまりにアクが強いとスタッフもやりづらいんです」(前同)
榮倉はベビーフェイスゆえ「アイドル扱い」されることが多かったが、その路線で清純派女優の枠にくくられてしまうのを極端に嫌がっていたという。「本格派女優になりたい」と周囲にはこぼしており、昨年リリースした写真集『NANA tremor』(集英社)では、水着やランジェリー姿で妖艶な表情を見せた。本人いわく「限界露出。両親にこれ以上はやめて、と言われた」というほどだ。
写真集『NANA tremor』
来年5月公開予定の、人気小説原作の大作映画『図書館戦争』では、V6の岡田准一とダブル主演を務めることも決定しており、仕事は絶好調。同作は170cmと高身長のヒロインと、165cmと男性にしては背の低い相手役の組み合わせなので、岡田&榮倉コンビは「容姿はピッタリ!!」と原作ファンも支持している。
人気シリーズだけにヒットすれば続編もありえる。榮倉自身の望む「本格派女優」の第一歩となるか?くれぐれも「大女優気取り」で現場のヒンシュクを買わないでほしいものだが......。
[menscyzo]
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生徒役の若手のが演技うまかった
えいくらは発声が頼りない
頭に残ってない
衝撃
棒