妊娠報道当日、全国紙にデカデカと全面広告

吉瀬美智子(38)が第1子を妊娠、今夏にも出産する。10年12月に年商20億円を誇る、10歳上の実業家と結婚。最近は映画を中心に活動してきたが、収入面で大きかったのがCMだろう。

パナソニック、花王、武田薬品、富士重工、アサヒSlat(チューハイ)、中日新聞など一流企業6社と契約。吉瀬の場合はAランク扱いで1本推定4000万円として2億4000万円。30代後半の女優の中で「CM女王」のひとりとして君臨している。


吉瀬美智子パナソニックスマート家電をアピール

しかし、女優が妊娠するとCM契約の条件も厳しくなる。たとえば、妊婦の吉瀬が車の運転を勧めることはできない。また、アルコールもNGである。富士重工やアサヒビールなどは再契約を控えるに違いない。

「これまで幅広いジャンルでCMに出てきた吉瀬だが、今後はCMの商品や内容にいろいろと注文をつけられる。そのため契約本数も減る傾向になって次の展開を考えなくてはいけない。どんな大物でも通る道ですが......」(大手広告代理店関係者)

もっとも、吉瀬側は先に次の一手を打っていたようだ。妊娠報道があった当日の2月21日、新たなスポンサーのCMタレントとして、日経や読売など全国紙の全面広告に登場。起用したのは総合小売業のユニー。

このタイミングは偶然とはとても思えない。

「アラフォーのママとして"ニュー吉瀬"をイメージし、これからはどういうCMが吉瀬にふさわしいのかを模索した結果では。庶民的な小売業のCMは好感度も上がりますからね。ユニーも、気さくでアラフォー世代に根強く支持される吉瀬がふさわしいと判断したのでしょう」(芸能評論家の金沢誠氏)

産休に入る前に食いぶちを確保。したたかなのは吉瀬に限ったことではないが。

[日刊ゲンダイ]
http://gendai.net/articles/view/geino/141102

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