テキトーだけどしっかり稼ぐ高田純次

27日、アサヒフードアンドヘルスケアの「クリーム玄米ブラン」新CM発表会見に井上真央(26)と共に出席した高田純次(66)。

高田純次｜井上真央

同商品の愛称を「クリブラ」と名付けた高田は、同社の4月からの新入社員を前に、「あいさつは1歩前に出て、しゃがんでから」などと、テキトー節全開。

ビジネスマナーである「報告・連絡・相談」の通称「ホウレンソウ」についても「ホウレンソウは、おかかにお醤油がベスト。ソースをかけたことあるけど、おいしくない」と絶好調だった。

高田純次

チャランポランなスタイルはすっかり定着。軽薄ながらも印象に残る表現から、CM、イベント、バラエティー番組に引っ張りだこ。現在、CMはホンダやtotoBIGなど4本。関東地区のレギュラー番組(地上波)は2つだが、同日の深夜、MCを務める特別番組「JunjiTable」(テレビ朝日)が放送された。世間の悩みを流れ作業で無責任に解決していくという内容で、高田の持ち味が発揮されている。

実際に露出が急増したのは昨年後半から。正月三が日のCM出演本数は1位(3日間で200本、3045秒)に輝いた。それから数カ月経っても続いているこの人気。一体いくら稼いでいるのか。

「一見、商品や会社を褒めていないようなテキトー発言も、笑いに変えてしまえばメディアに取り上げられる可能性も高く、企業にはプラスに。しかも、知名度の割に、CMのギャラは1本推定3000万円程度とお手頃。4本で合計1億2000万円です。それでもイベントやテレビのギャラも入れたら、年収は2億円以上でしょう」(広告代理店関係者)

テキトーに賞味期限はない。

[ゲンダイネット]
http://gendai.net/articles/view/geino/141651

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