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今なぜか再ブレイク、オファー殺到のルイルイおじさん太川陽介が視聴率男になった理由

1月30日に放送された『ぴったんこカン・カン』で14.9%、『中居正広の金曜日のスマたちへ』で15.2%と、ここへ来て視聴率の取れるタレントとして太川陽介は結果を残している。

ルイルイおじさん 太川陽介

テレビ局関係者は話す。

「TBSの金曜は、基本的に『爆報!THEフライデー』から『金スマ』まで連続2ケタが続いている。TBSゴールデン帯で、最も好調なのが金曜なんです。

逆にいえば、絶対に視聴率を落とせない時間帯。その枠に、連続で"ルイルイおじさん"こと太川陽介をキャスティングした。『ぴったんこ』『金スマ』は、ゲストの人選で数字が決まると言っても過言ではない番組です。

『金スマ』は1時間ぶっ通しで太川を特集したわけですから、いかにTBSが太川の持っている"数字"を信用しているかよくわかります」

太川といえば昭和の時代を彩ったアイドルだが、現在は56歳。

これといった特技もなく、全盛期以降は愛想のよさだけで旅番組メインの仕事で生き延びてきたようなタレントだ。

それがここへきて再ブレイクしたのは、約2年前から話題を呼び始めた『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)がきっかけだ。

番組は、漫画家の蛭子能収と太川がコンビを組み、全国の路線バスを乗り継ぎながら波乱に満ちた旅をするという企画。

何週かに1回は登場する『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系)でも、太川が出演する回の視聴率は好感度をマークしている。

『ぶらり』と同じ日本テレビ系では、『誰だって波瀾爆笑』で10%の視聴率を叩き出している。同番組は、1ケタ台の数字が通常で、2ケタ出せば快挙といえる。

太川のアイドル時代に活躍していたのは、川崎麻世や近藤真彦、ひかる一平、新田純一、堤大二郎、沖田浩之など。いずれも現在はパッとせず、中には不祥事をきっかけに再起を果たせなくなった人物もいる。

そんな中で太川だけが途切れなくテレビ出演しているわけは、アイドル時代に有名番組のレギュラーとして認知度を高めたからだというテレビ局関係者もいる。

「今、テレビをよく観る層は主に40代以上です。彼らの幼少期や青春時代、太川はアイドルとして活躍していた。

1977年にはレコード大賞の新人賞を獲っているし、芸能界におけるアイドル全盛期に、NHKの若者向け音楽番組『レッツゴーヤング』の司会を7年も務めていた。

レッツゴーヤング 太川陽介

ほかにも、『欽ちゃんのどこまでやるの!?』(テレビ朝日系)、『カックラキン大放送』(日本テレビ系)、『ヒントでピント』(テレビ朝日系)という高視聴率番組のレギュラーだったことも、かなり大きい。振り返ると、太川は昔から"数字を持っている男"だったのかもしれません(笑)。

要するに、有名番組のレギュラーが多かったこともあり、もともとの認知度がかなり高い。そして、何よりも『ルイルイ』のインパクトが強かった。

『ルイルイ』に関しては、太川自身も『意味がよくわからない』と言っていますが、あのような歌詞は何年経っても記憶に残る。アイドル時代は嫌だった『太川=ルイルイ』というイメージに、今は助けられていますね」

「現在のテレビのターゲット層である40代、50代に、太川の生き様は訴えかけるものがある。アイドル時代以降、思うように売れず、陰に隠れていた太川が、不遇の時を経て、56歳になって大ブレイクしている。

40代以上の男性からすれば、『自分も頑張ればまだ行けるはずだ』と励みになるし、太川をテレビで見掛けなくなった時期も知っているから、共感できるんです。年を取れば取るほど、同年代の活躍は嬉しいものですからね。

また、女性からすれば、歌舞伎役者との結婚に失敗し、離婚後は2時間ドラマで細々と仕事していた美人女優の藤吉久美子と再婚し、一途に妻を持ち上げてきた姿勢も受けがいい。

家事も積極的にこなし、子供の面倒もよく見る太川は、『こんな夫がいたらなあ』という主婦の願望を体現しているんです。

太川陽介 藤吉久美子

『バス旅』でも、わがままな蛭子能収への温厚な対応を昔から、途切れることなく続けている。画面から主婦に『偽りのない優しさを持っている』と伝わっているのでしょう」

若い頃もがき苦しんだ太川は、56歳にして時代の流れに乗ったようだ。

[引用/参照:http://www.news-postseven.com/archives/20150208_302738.html]

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[1] 匿名

たまたまとしか思えない。特に面白いわけでもないし

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