「大沢親分の49日の法要と納骨は11月20日だったそうです。しかし、大沢さんの実の娘であるまみさんは、私達には連絡もなかったと、落胆していたそうです。まみさんの娘である、大沢あかねさんも夫の劇団ひとりさんも知らなかったようです」(野球関係者)
大沢啓二(親分)が亡くなったのは、10月7日、胆のうがんだった。
大沢あかねと劇団ひとり夫妻は、13日の通夜の弔門客が帰った後にひっそりと線香をすませた。
14日の告別式では、親族席のはるか後ろの一般席に、親分の娘・まさみさんの姿があった。
「葬儀の時、大沢親分の奥さんが、まみさん一家は絶対に家族席には座らせないと主張したそうです。それで、まみさんたちは、棺桶にお花を入れることも、最後のお顔を拝むこともできず、火葬場へも行けなかったのです」
「遺産相続については、まだ話あってないようですが、まみさん、あかねさんには1円もやらないと言っているそうです」
なぜこんなに憎しみあっているのか?
「実は大沢親分は30年以上前に先妻と離婚。その後、現在の夫人は後妻として大沢家に入っています。離婚したとき、長男は親分が、長女のまみさんは先妻が引き取りました。長男が大阪にいた実の母に会いたかった時、間に入って会わせたのがまみさんでした。もちろん親分も知っていました。でも夫人はまみさんに、余計な事をして、あんたは母親に似て、悪い女だ!となじったと聞いています。そこから確執がはじまったようです」
あかねにとっては、大沢親分は実の祖父。
まみさんの離婚後は父親変わりでもあったという。
9月上旬に、あかねさんが出産した時も親分はすぐに病院に会いに行ったという。
「かわいい子だったと親分は喜んでいましたよ。でも、もしかしたら、親分は自分の死期を感じていて、最後の力を振り絞って会いに行ったのかも・・・」(野球関係者)
亡くなったのはそれから約1ヶ月後だった。
夫人との間にどんな確執があるのか詳しく取材を試みたが、まみさんは固辞されてしまった。
実の祖父の最後を看取ることができなかった大沢あかね。
親分が死んだことから泥沼化の遺産相続問題が浮上するかも知れない。
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