視聴率がいまひとつ伸び悩んでいるNHK大河ドラマ「平清盛」。

今月12日放送回では13.3%という最低視聴率を記録したが、さらに現場の空気を凍りつかせているのが女優たちのバトルだという

「檀さんの扱いに、スタッフは困り果てています。彼女は宝塚出身のため、演技、踊り、歌唱力のすべてにおいて自分がいちばんだと自負しているようなんです」(制作スタッフ)

豪華女優陣が共演するなか、檀れい(40)が演じるのは、"災いを呼ぶ姫"璋子。夫である鳥羽上皇の祖父・白河法皇(伊東四郎)と禁断の関係を結んでしまう"魔性の美女"という役どころだ。

その白河法皇が寵愛する祇園女御を演じたのが松田聖子(49)。檀は、ドラマさながらに、大先輩の聖子へ熱いライバル意識を燃やしているようだ

「現場での聖子さんは、まさにVIP待遇ですね。スケジュールはまず聖子さんありきで組まれます。この特別扱いが檀さんには不愉快だったようです。宝塚娘役トップだったプライドもあって、聖子さんが自分よりもはるかに厚遇されていることに我慢ならないのでしょう」(制作スタッフ)

通常、現場に入ると後輩から楽屋挨拶に伺うもの。だが、檀は自分から挨拶に行かないという。そして、檀は陰で聖子のことを"上から目線"でこう酷評していた...。

「聖子さんの演技を見て、『所作や声の出し方がまったくなっていませんが......。あれでも練習したんですかね』と陰でダメ出しをしていたそうです。一連の態度を受け、さすがに聖子さんも『みんなで創っていくはずの作品なのに、協力しない人もいるんですね』と番組宣伝に協力しない檀さんへの皮肉を口にしていましたよ」(前出・制作スタッフ)

「2人は本当に対照的なタイプです。聖子さんは、現場に差し入れを持ってきますし、誰に対しても挨拶を欠かしません。なので、スタッフもみんな好感を代いています。これに対して、檀さんは必要以上のコミュニケーションを取りません。だから、まわりも接し方が難しいんです」(NHK関係者)

だが、女優同士のバトルは、これだけではなかった。檀のライバル得子を演じる松雪泰子(39)とも"不穏"な関係になっているという。



「年齢では檀さんのほうが1歳年上ですが、芸能界では松雪さんのほうが先輩。本来なら檀さんから挨拶するのが筋なのに、松雪さんが挨拶に出向いています。撮影当初、松雪さんのかつら姿を見た檀さんは、『その姿どうにも似合っていない。あなたもそう思うでしょ。なら、自分からスタッフに言わないと直してくれませんよ』と松雪さんに面と向かってくぎを刺したそうです。以前から親交があり『いつか一緒にやりたい』と話していた間柄のようですが、これは松雪さんもカチンときたみたいで。現場スタッフも凍りつきました」(前出・NHKスタッフ関係者)

[女性自身 web]
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