昨年5月12日、衝撃的な首つり自殺で24年の短い生涯を終えた上原美優。

″貧乏アイドル″として「草を食べていました」などの発言で笑わせていたテレビでの明るい姿の印象が強いだけに、そのニュースはマスコミも世間も耳を疑った。



それから1年、当時はインタビューで悲痛な思いを打ち明けていた彼女の父親が、後を追うように亡くなっていたことがわかった。

「なるべく家族がそろいやすいよう、ゴールデンウイーク中に美優ちゃんの一周忌が実家で行われたんです。その際は、お父さんも病院から外出許可をもらい、出席していたという話なんですけど...(種子島の近隣住民)

美優が亡くなった昨年5月から1年、出身地の鹿児島県種子島で行われた彼女の一周忌には、生前、誇りにしていた大家族が集結。その間に新たな命も加わり、それによって、「10人きょうだいのうち、末っ子の美優ちゃん以外の9人がすべて子持ちになったんです。お父さんは"全員の孫ができた"と大喜びしていましたよ」(上原さんの知人)

父・久男さんは、美優さんが自殺する前に「お母さんのところへ行きたい。種子島へ帰りたい」という娘の悲痛な声を電話で聞いていた。そして、彼女はその数時間後に「種子島」ではなく「お母さん」のところへ。死を止めることができずに先立たれ、喪主として葬儀を営む立場となったつらさは計り知れない。そのつらさを新たな孫の誕生が癒してくれたはずだが...。

「じつはお父さん、昨年の終わりごろから体調がかなり悪くて、病院でガンと診断されたんです。しばらくは通院しながら闘病していたのですが、78歳という高齢もあってか、その後も思わしくなく、今年に入ってからは入院生活でした」(前出・知人)

可愛い可愛い末っ子を失ったショックが、健康状態にも異変をもたらしたのだろうか。「毎日い苦しそうでしたよ。とはいえ、あんなにあっけないとは。それまでは本当に特に変わった様子もなかったんですが、5月20日の夜に容体が急変。翌日には帰らぬ人となってしまったんです」(前出・知人)

美優さんの命日から、わずか9日後にあたる日だった。

[週刊女性]
http://entameblog.seesaa.net/article/277613388.html

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