「新堂本兄弟」「僕らの音楽」
KinKi Kids|草彅剛
「音楽番組として考えた場合には視聴率が低いわけではなかったものの、他のジャンルと比べた場合にはひどい時も多かったんですよ。
これはフジテレビだけに限った話ではないのですが、もはや音楽番組で視聴率を稼げる時代ではないんです。高音質の音源はネット上にいくらでも転がっていますから、歌唱シーンを敢えてテレビで観たいと考えるのは熱心なファンだけです」
いまや特定のミュージシャンのファンは、贔屓の出演時にしか番組を見ない。もはやテレビ以上に楽しい娯楽が多く、平均的には視聴率は厳しいのが現実だという。
「かつての音楽番組は『歌を聴かせる』ことを目的としていましたが、それでは数字(視聴率)が取れなくなってしまい、その結果誕生したのがトークメインの歌番組です。
しかし、そのようなタイプの歌番組も数字が取れなくなってきたので、原点回帰とばかりに歌を聴かせることをメインにした歌番組も復活しました。
それからしばらくは両タイプの共存が続き、『新堂本兄弟』と『僕らの音楽』はその代表格でしたが、ここに来て両番組とも打ち切りが決まったのです」(中堅放送作家)
今回の打ち切り報道では、両番組を担当していた、きくち伸プロデューサーの「口パク禁止令」が取り上げられている。
口パク禁止令により芸能プロダクションやレコード会社からテレビ局に抗議が起こったそうで、その収束を図って番組打ち切りの事態になったのではと囁かれている。
「たしかに口パク禁止令によってひと悶着あったのは事実でしょうが、そもそも局員が発した言葉によって騒動が起きたといっても、フジテレビ的にいえば社内の人間が起こした騒動です。
それによって芸能事務所や制作会社などに迷惑をかける『番組終了』という選択をおこなうのは常識的に考えればおかしな話ですよね。
本当に迷惑をかけたと思うならば、プロデューサーを外せば終わる話です。きくちさんは番組から外れていますが、それに付随して番組を終わらせたのは、きくちさんに責任を負わせてジャニーズ枠を打ち切りたかっただけに過ぎませんよ」(大手芸能プロ幹部)
ジャニーズとテレビ局との癒着に関してはちょろちょろと噂がこぼれ始めているが、それだけテレビ局にとってジャニーズ枠は切り離し難いことなのだろう。
つまり、きくちプロデューサーは生贄にされたようなものなのかもしれない。
KinKi Kidsは、10月からフジの新しいバラエティ番組に出演することが発表されているが、「僕らの音楽」は正式に番組終了が発表されたわけではなく宙に浮いたままだ。
「でも、思ったように進んでいないイメージがありますね。ジャニーズ本体に属するKinKi Kidsと、SMAPなどを有するI女史派閥の草彅剛さんがMCですから、フジテレビは芸能界の二大巨頭と同時に向き合うことになりました。
その後の報道を見ているとI女史が激怒したと言われていますし、KinKi Kidsも新番組が立ち上がるようですから、フジテレビと各者で相当揉めたと思いますよ」(大手芸能プロ幹部)
テレビがバラエティ一色になったり、長寿番組が一つまた一つと火を消してしまうのも、時代の移り変わりを感じさせられてどこか寂しい。
[引用/参照:TOCANA]
http://tocana.jp/2014/09/post_4770_entry.html
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フジはもうEXILE軍団に乗っ取られた
むしろMFいらないよ
同じようなゲストばっか
MFだけあればいい
もちろん口パク禁止