番組開始から足掛け9年、加藤浩次とともに長年MCを務めてきたテリーだったが、「また違うことをやってみたいなという気持ちもある」ため、卒業を決意したという。しかし関係者からは「実質的にクビ」という声も聞こえてくる。
「特に激しいバッシングを浴びたのが、番組内で誕生した男性アナウンサーユニット『アナサー男子3人衆』についての辛辣なコメント。
必死にCDを手売りするVTRを見ながら『(日テレの撮影班が同行するのは)大名行列ですよ』『見てて、何なのかなと思った』などと文句ばかりを吐き捨て、放送中からネット上には『上から目線すぎる』『聞いていて不快』『番組の企画なのに』などと苦情が殺到していました」(芸能ライター)
さらにテリーは昨年8月、山本景大阪府議に対して「こいつキモいもん」と発言したことで、BPO審議を申し立てられるという騒動に発展。
エボラ出血熱に関するニュースの際には、「日本のマスコミは(発症した患者がいる)現地に行って取材すべき」と発言し、「ちゃんと考えてしゃべっているの?」と非難轟々だった。
こうした前歴があっての発表だけに、やはり卒業に関しては、テリーの意向だけが働いたというわけではないようだ。日テレ関係者はこう語る。
「同時間帯では、フジテレビの『とくダネ!』に次いで視聴率2位の『スッキリ!!』ですが、局的には毎回大赤字を出すコスパの悪い番組なんです。
そこで今年は『企画やコーナーの見直し』をテーマに掲げて、その一環としてテリーさんの卒業も挙げられました。つまり経費削減ということです。
当初は、本人的にも不本意だったようですが、テリーさんにも『映画を撮りたい』という思いがあったようで、最終的に『本人の意思による卒業という体であれば』という形で落ち着いたようです」
また4月以降については「すでにテリーの後釜についても案が出ており、早ければ来月中にも発表されるかも」(同)というだけに、連日ネット上を"炎上"させたテリーも、ついにはお役御免となったようだ。
[引用/参照:http://www.cyzowoman.com/2015/01/post_14796.html]
番組卒業は昨年末ごろから考えており、テリー側から申し出たという。今年の年明けに日本テレビ側が了承したことで決定したとのこと。
その理由については「65になってちょっと違うことをしてみたい」と明かしており、年齢的に新たなチャレンジをする最後のチャンスであることが大きかったとアピールしている。
今回の降板についてネット上では「残念」という声が少なく、テリーの放言にうんざりしていた視聴者にとっては「スッキリ」したという意見が多いようだ。
テリーが暴言をまき散らしていた影響なのか、近年は好調だった『スッキリ!!』の視聴率に陰りが見えており、同時に局に対する視聴者からの苦情も増加傾向にあった。
だが、テリーは『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)、『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』(同)、『ねるとん紅鯨団』(フジテレビ系)などの名番組を手掛けてきた"伝説のプロデューサー"であり、局内には彼の門下生といえるスタッフが数多くいる。
また、テリーは有力な番組制作会社の代表取締役でもあるため、そのしがらみもあって簡単には降板させられないと思われていた。
「局内に数多くの"弟子"がおり、局幹部とのパイプも強いテリーさんですが、恨みを抱いているスタッフも少なくない。
演出家時代のテリーさんは気性が荒いことで知られ、エキサイトすると芸人やスタッフに手や脚を出すことで有名でした。
特に演出家として全盛期だった『元気が出るテレビ』などを放送していた日テレ内部には理不尽な扱いを受けた者が多い。
近年は『スッキリ!!』での暴言がたびたび問題になり、視聴率低下も相まって『そろそろテリーを切るべき』との動きが昨年から局内の反テリー派の間で生まれていた。
それに同調する局幹部も現れたため、クビ切りの動きを敏感に察知したテリーさんが自ら降板を申し出たようです。『番組を卒業して新しいことをしたい』という思いがあるのは間違いないでしょうが、自分から番組を去ることでメンツを保ちたいという気持ちも大きかったのでしょう」(芸能関係者)
テリーは夕刊紙のコラムで「先はもう長くないんだから、最後にやりたいことやったらいいんじゃないか」などと綴り、新たな挑戦をしたいという気持ちを表明していたが、そのウラには現状維持ができなくなったという事情もあったようだ。
テリーといえば、前述したように業界内でも伝説とうたわれる数々の人気番組を担当し、長年にわたって表舞台も裏方も経験してきた大ベテラン。そんな世渡り上手の「ザ・業界人」が、このような窮地に至ったのはなぜなのか。
「一昨年の秋に『第二夫人発覚』などと週刊誌で不倫問題が報じられ、それを境にテリーさんのコメントの歯切れが非常に悪くなった。
保身のために大手芸能プロや有力者にこびるかのような発言が増加し、その反動で自分の損得に関係ないニュースには行き過ぎた暴言を吐くようになった。
年齢的な影響なのか、以前のような冴えたコメントを出せるような機転もなくなり、ただただ暴言やトンチンカンな発言が目立つようになってしまいました。これが反テリー派に付け入られるスキになってしまったようです」(前同)
日テレから追い落とされるような格好になったテリー。
今後はレギュラー出演している『サンデージャポン』『爆報!THE フライデー』を放送しているTBSや、演出を手掛けたドキュメントバラエティー『給与明細』シリーズを放送していたテレビ東京との関係が頼みの綱になりそうだ。
[引用/参照:http://www.menscyzo.com/2015/01/post_8989.html]
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