来夏のブラジルW杯に臨むザックジャパンが窮地に陥った。日本代表の主軸である欧州組が揃って所属クラブでスタメンを外れるという異常事態が発生。なかでもキャプテンのMF長谷部誠(29=ボルフスブルク)は昨季から出場機会が激減しており、パフォーマンスも大きく低下している。日本サッカー界からは”不要論”が噴出するなど、主将の代表スタメン落ちが現実味を帯びてきた。
長谷部誠
日本代表10番のFW香川真司(24=マンチェスター・ユナイテッド)はプレミアリーグ開幕戦(17日)で出番がなく、日本サッカー協会側も香川の現状を懸念している。
他の欧州各国リーグでも、ドイツ・ニュルンベルクのFW清武弘嗣(23)が24日のバイエルン戦でスタメンを外れ、英サウサンプトンのDF吉田麻也(25)は開幕2戦連続でベンチ外となった。
清武弘嗣|吉田麻也
日本代表の主力たちがベンチを温める状況が続き、来夏のブラジルW杯に向け大きな不安が生まれている。そんななか、主将のMF長谷部は今季も深刻な状況に立たされる。24日のマインツ戦で今季初出場したが、時間はわずか6分。ブラジル代表MFルイス・グスタボ(26)の加入でポジション争いが激化し「ボランチは人がいるので(今後の起用は)どうなるか分からない…」と長谷部も困惑気味だ。
昨季からクラブで出場機会に恵まれておらず、日本代表でもパフォーマンスの低下が指摘されている。Jリーグ監督資格となる公認S級ライセンスを保持する指導者の一人は「今の長谷部では世界トップレベルを相手に通用しない。長谷部と遠藤(保仁=33、G大阪)ではうまく中盤を構築できていない」と警鐘を鳴らした。日本代表は6月のコンフェデレーションズカップ(ブラジル)で3試合9失点、親善試合ウルグアイ戦(14日)では4失点。これについても「長谷部(のプレー)がちょっとマズいね。ボランチでの守備があまく、失点につながっている場面も目立つ」。
日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(60)は「精神面、技術面でもキャプテンとして重要な役割を担う立場に適している」と絶大な信頼を置いているが、代表スタッフによると現状には頭を痛めているという。このため主将の代表先発落ちの可能性がささやかれているのだ。
実際、長谷部自身も今月行われた代表合宿で「代表はポジションが確約された場所ではないし、誰がいつ選ばれるか分からない。自分が成長していかないと日本代表ではやっていけない」と話している。ザックジャパンの不振が続くことから、スタメン落ちに強い危機感がある。
すでに7月の東アジアカップ(7月)MVPのMF山口蛍(22=C大阪)ら新戦力が加入し”待ったなし”の状況。代表キャプテンを筆頭とする欧州組が、ザックジャパンを揺るがしているのは間違いない。
[東スポ]
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/soccer/177055/
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