3月11日、日本を襲った国内観測史上最大の大型地震。驚き、恐怖、疲労、落胆、そして悲しみに暮れる日本に向け、サッカー界からの“力強いエール”が続々と届いている。
FIFAのゼップ・ブラッター会長は「日本で起こっている恐ろしい悲劇を知り、とても悲しんでいます。
FIFAを代表して、サポートを広げたいと願っています。我々の考えが、犠牲者、負傷者および彼らの家族とともにあることをお伝えします」との声明を発表。FIFA全体として、日本をバックアップする姿勢を示した。
ミラノからは、インテルとミランが日本の地震被災者に対するサポートをいち早く宣言。
長友佑都の所属するインテルは、「日本人の勇気、そして団結力は素晴らしいものです。日本で厳しい状況に直面している人々に対し、励ましの言葉を送ります。
日本人が示してくれた力強さ、そして、その大いなる知恵でこの困難な局面を乗り切ってくれるものと信じています」とのメッセージを公式サイト上で流し、迎えたブレシア戦では喪章をつけてのプレーを実行した。
指揮官のレオナルドは、喪章をつけてブレシア戦に臨んだ経緯、そして日本への思いを次のように語っている。
「被害に見舞われた日本のみなさんとの団結や結束を表現するために、我々は喪章をつけてブレシア戦に臨むことを決意し、ブレシア側も我々の意向を快く受け入れてくれた。それは、とてもささやかな行為だし、問題の解決には結びつかないかもしれない。でも、我々はそうすべきであると判断したんだ」
「残念ながら、今の気持ちをうまく説明するための言葉が思い浮かんでこないが、私にとってとても身近で、とても大切な日本を襲った悲劇が一日も早く終息することを心より願っている」
そして、昨シーズン、レオナルドが指揮を執ったミランは、トヨタカップとクラブ・ワールドカップで訪れた日本の思い出を記しながら、「我々は今の状況を深い悲しみとともに見守っています」という言葉を残している。
カカ、ベッカム、デル・ピエロら多くのスター選手も次々に日本へのメッセージを発信し、「被災地のみんなへ、ガンバレ!!一人でも多くの命が救われますように!!」と書かれたアンダーシャツを披露したケルンの槙野智章、自身のブログで「オランダでプレーするようになってから特に感じるようになった日本人だという誇り。
そんな日本のために、同じ日本人として自分にも何かできることがないかよく考えてみます」と心境を表現したフィテッセの安田理大、ヴァンヌ戦で“被災地に捧げるゴール”をマークしたグルノーブルの松井大輔など、海外でプレーする日本人選手も思い思いの方法で日本の被災者を勇気づけた。
そして、今回の震災を知り、いち早く日本へのエールを発信したリヴァプール。
その「You’ll Never Walk Alone(君はひとりぼっちじゃない)」というメッセージに象徴されるように、たくさんの人々が日本の被災者の状況を案じ、励まし、ともに戦おうとしている。
サッカー界から続々と届く日本へのエール。その一つひとつのフレーズが、日本に勇気を与えてくれる。
■ゼップ・ブラッター(FIFA会長)
「日本で起こっている恐ろしい悲劇を知り、とても悲しんでいます。深く心配していることをお伝えしたい。FIFAを代表して、サポートを広げたいと願っています。我々の考えが、犠牲者、負傷者および彼らの家族とともにいることをお伝えします」
■アレッサンドロ・デル・ピエロ(ユヴェントス)
「日本のことはよく知っているし、日本、そしていつも暖かく接してくれる日本の人々とは、いろんな理由から関わりがあります。今日起こったこの惨事には、正直、とても衝撃を受けました。日本国民のみなさん、そして今この瞬間に苦しんでいるすべての人に心からエールを送ります」
■カカ(レアル・マドリード)
「日本の地震と津波の映像を見たよ。悲しい」
■セルヒオ・アグエロ(アトレティコ・マドリー)
「日本で起こった津波の映像を見てとても驚いている。僕からも被災者に向けて団結の気持ちを送るよ」
■ジャック・ウィルシャー(アーセナル)
「日本での地震はまさに悲劇だ。悲劇の時間が一刻も早く終わることを祈っている」
■アンドレイ・アルシャヴィン(アーセナル)
「頑張れ日本!みんなの無事を祈っているよ」
■セスク・ファブレガス(アーセナル)
「日本と被災者の皆さん全ての人のご無事を祈ります」
■リオ・ファーディナンド(マンチェスター・ユナイテッド)
「日本のみんなが心配だ。世界中が自然災害の威力に驚き、痛みを感じているよ」
■ジュゼッペ・ロッシ(ビジャレアル)
「津波が飛行機並に速く襲ってくる動画を見た。これは信じられない。本当に悲しいね」
■デイヴィッド・ベッカム(LAギャラクシー)
「日本でのニュースを見たよ。日本が大好きだし、素晴らしい人々がいる。被災者の無事を心から祈ります」
■槙野智章(ケルン)
「日本の皆さん!!俺は今から試合です。今出来る事は励ます事と、そして、プレーで皆さんに勇気を与える事。出場がある限り皆さんの為に精一杯戦ってきます。ドイツから日本の皆さんにエールを送ります」
■細貝萌(アウクスブルク)
「すぐに家族からの連絡を受けて、このことを知り、被害の大きさと被災者の方が多く出ていることに驚き、すごく心が苦しい思いです。
被害を受けて寒い夜を過ごした方々や、ご家族や友人で被害を受け、とても悲しい思いをされている方々のことを考えると本当に心が苦しいです。
僕もみなさんと一緒に力を合わせ、何かできることを全力でやりたいと思っているし、みなさんに少しでも元気を与えられるようなプレーをしていきたいと思います」
■安田理大(フィテッセ)
「とにかく被災された方々の安否がすごく心配です。二次災害が起きたり余震がまだ続いたり、その他にも不自由なことがたくさんあると思いますが、皆さんの無事と少しでも早いライフラインの復旧を心から願っています。
オランダでプレーするようになってから特に感じるようになった日本人だという誇り。そんな日本のために、同じ日本人として自分にも何かできることがないかよく考えてみます」
■松井大輔(グルノーブル)
「みんなの安否が心配になり電話するも繋がらない。今自分にできる事は?祈るだけなのか。そして自分は、今日は試合。勝つことそして自分がゴールする事で被災地へ捧げるゴールにしたかった。
これは試合前から考えていたゴール。これが地震の終わりを告げることを祈っている。今、被災地、被災者の方々に何かできないか?日本のみんな、自分に何かできないか考えよう。みんなが少しでも元気になるように。少しの力が大きな物を動かすと思う。これを読んでくれた人、一緒に何かを始めよう!!!」
■吉田麻也(VVVフェンロ)
「僕の家族は地震から遠い場所に住んでいるのですが、ボビー(カレン・ロバート)の親戚は被災地から近かった。とても酷い状況だけど、その地域の人たちは、地震の多い地域なので対処法を良く分かっていると思う。無事でいて欲しい」
「数名のチームメートが『ウチには2人も日本人選手がいるんだから』と言って、監督に喪章をつけてプレーすることを提案してくれた。
チームメイト、クラブのお陰で、日本で辛い時間を過ごしている皆さんに僅かながらも僕らの意思を示せたと思います。それにしても、僕らからじゃなくこっちの選手からのアクションでこういう行動が出来たのはとても嬉しかったです。
こっちでもたくさんの人が日本の事を心配してくれています。まだまだ余震が続いてるとのことらしいですが、みなさんのご無事を心より願っています」
■森本貴幸(カターニア)
「僕の母国を襲い、そして多くの人の命を奪った大きな地震に心を強く痛めている」
■内田篤人(シャルケ)
「日本の皆へ。少しでも多くの命が救われますように。共に生きよう!」
■長谷部誠(ヴォルフスブルク)
「この度の東北地方太平洋沖での地震により、日本で甚大な被害が出ている事に本当に心を痛めています。僕も一人の日本国民として、そしてサッカー選手として出来る限りのことをしたいと思います。
ここドイツでも沢山の人が、日本の皆さんの事を心配し、励ましてくれています。今まさに救急作業が続いていると思います。1人でも多くの無事を祈っています」
■家長昭博(マジョルカ)
「困難に立ち向かう、日本にいる全ての皆さんを誇りに思う」
■宮市亮(フェイエノールト)
「一人でも多くの命が救われますように!!」
■ピエール・リトバルスキー(ヴォルフスブルク監督)
「テレビで一部始終を見て、震災のひどさが理解できた。私はブランメル仙台(現ベガルタ仙台)でプレーしていたので、特に仙台の状況が心配だ」
■イビチャ・オシム(元日本代表監督)
「日本での大地震、大津波、原子力発電所のニュースを息が止まるような気持ちで見ています。大きなショックを受けています。たくさんの犠牲者、被災者の方々にお見舞い申し上げます。
日本サッカー協会、代表チームのスタッフ・関係者、Jリーグ各クラブや選手たち、サポーターのみなさま、その家族や友人たちの安全を祈っております」
■ジーコ(元日本代表監督)
「TVで映像を見たときのショックは、言葉では説明出来ない。船や車を、まるで玩具の様に飲み込んでしまう津波の勢いは物凄い。仙台は自分もよく知っている宮城県の街で、ベガルタの本拠地だ。
確かこの地域には、カシマの小笠原のご両親が住まわれているのでは?心より祈るのは犠牲者、また被災の程度が出来る限り少なくあって欲しいということだ。
過去の辛いご経験が役立ち、一人でも多くの人が無事であってほしい。人命は最も尊いものだから。私に対して、本当に良くして下さった日本の皆さんへ送るメッセージです。日本皆さん、頑張って下さい!」
■香川真司(ドルトムント)
「本当に言葉になりません。僕は幸い被害は特になかったですがテレビの映像をみるたびに心が痛みます。今は被災地、被災者の方々が落ち着ける環境がはやくできることを心より願っています。
このような時だからこそ皆で力をあわせ頑張っていきましょう。僕自身第二の故郷でもあります東北に少しでも勇気を与えられるようにピッチにて活躍できるように頑張ります。本当に心から皆さんの無事を祈ってます」
■長友佑都(インテル)
「一人じゃない、みんながいる!世界中の人たちが日本の無事を祈ってる。チームメイトのエトーがゴールした時、このゴールは日本のみんなに捧げると言ってくれた!日本人として心から嬉しかった。
僕ができることは限られている。ピッチで戦い、明るいニュースでみんなに元気と勇気を与えること。例えこのメッセージが伝わらなくても、心は通じるはず!一人でも多くの人が救われますように。みんなが笑顔になりますように」
■インテル
「日本から伝えられる報道はとてもショッキングなものですが、日本人の勇気、そして団結力は素晴らしいものです。インテルは、日本で厳しい状況に直面している人々に対し、励ましの言葉を送ります。日本人が示してくれた力強さ、そして、その大いなる知恵でこの困難な局面を乗り切ってくれるものと信じています」
■レオナルド(インテル監督)
「被害に見舞われた日本のみなさんとの団結や結束を表現するために、我々は喪章をつけてブレシア戦に臨むことを決意し、ブレシア側も我々の意向を快く受け入れてくれた。それは、とてもささやかな行為だし、問題の解決には結びつかないかもしれない。でも、我々はそうすべきであると判断したんだ。
我々はよく、サッカーが世界で最も重要なものであるかのような話をするけれど、今回のような悲劇、日本を襲った悲劇は、我々に現実の世界を、何が重要かを思い知らせる。もしかすると、私は今日の試合で采配を誤ったかもしれない。だが、日本で起こったことを考えると、すべてがささいなことに思えてしまう……。
残念ながら、今の気持ちをうまく説明するための言葉が思い浮かんでこないが、私にとってとても身近で、とても大切な日本を襲った悲劇が一日も早く終息することを心より願っている」
■ミラン
「ロッソネーロ(ミランの愛称)は、日本で起きた地震に対し、被災者の無事を祈るとともに、サポートを行いたいと考えています。1989年(のトヨタカップ)と2007年(のクラブ・ワールドカップで)に訪れた日本にはとても良い記憶があり、ミランは日本と素晴らしい関係性を築いています。我々は今の状況を深い悲しみとともに見守っています」
■バルセロナ
「バルサは日本とともに」
「頑張れ、日本!僕らは君と共にいる」の幕が揚げられる
■ジョゼップ・グアルディオラ(バルセロナ監督)
「日本が立ち上がり、復興することを願っている。今回は巨大な不幸が彼らに訪れた。映像がその猛威を物語っているし、壊滅的だ。被災した人たちに、すべての愛情を送りたい。夏にアジアツアーを組めた際には、彼らの元を訪れられると確信している」
■レアル・マドリード
「レアル・マドリードは日本と共にいます」
12日に行われたホームのエルクレス戦前に黙祷を捧げ、スタジアムのオーロラビジョンには「レアル・マドリードは日本と共にいます」という日本語のメッセージを表示。選手たちは喪章をつけてプレー。
アーセナルのサポーター
■リヴァプール
「我々は日本の皆さんのご無事を祈っています。日本に住むすべてのリヴァプールファンと、地震で被災された方々に、心からのメッセージを送ります。YNWA(You’ll Never Walk Alone=君はひとりぼっちじゃない)」
■アレックス・ファーガソン(マンチェスター・ユナイテッド監督)
「マンチェスター・ユナイテッドは、日本で地震の被害に遭われた方のご無事を心よりお祈りします。マンチェスター・ユナイテッドの全メンバーが、今回の件にショックを受け、深く悲しんでいます。我々はすべての被災者の方のご無事を願い続けます」
長友が所属してたチェゼーナのユベントス戦前の模様
■アルベルト・ザッケローニ(日本代表監督)
「日本は、この恐ろしい災害から復興することができる。そして、サッカーが貢献を果たすことができる。私はそう確信する」
「国のために、モンテネグロとニュージーランドとの2試合を中止しないことが大切だ。サッカーが日本の復興を助ける。もちろん、試合会場の安全を確認する必要があるが、この点では、日本人はとても厳格である」
[SOCCERKING]
涙でた
込み上げてきた。
リアルにないた。
なんなの 泣くでしょ
日本人選手や所属クラブが励ましのメッセージを送ってくれてたのは知ってたけど
こんなにたくさんの選手、クラブが日本を応援してくれてるのは知らなかった
世界中の人が励ましてくれている事をもっと報道して欲しい
両チーム監督選手スタッフ全員が喪章をつけている中、一人だけつけなかった長谷部のチームメイトの朝鮮人クズチョル
サッカーがもっと好きになりました。
僕も僕なりに頑張ります
>>6
マジですか!?
ありがとう
ありがとう
あたたかい気持ちになった