東日本大震災がスポーツ界を直撃している。被害が徐々に明らかになるなか、東京電力の計画停電が始まったことで、各種の試合を予定、実行すること自体が難しくなっている。
東京電力福島第1原発の事故は海外の選手らに動揺を与え、世界から選手を招くことも容易にいかなくなった。
復興への道筋が見えない限り、影響は広がるばかりだ。
国際スケート連盟(ISU)はフィギュアスケートの世界選手権を21日から東京・国立代々木競技場で開催することを断念した。延期して開催するか、中止するかは事態の推移を見て決める。
同選手権は、日本勢初の2連覇を目指す男子の高橋大輔選手(関大大学院)と女子の浅田真央選手(中京大)ら40カ国・地域の約200選手がエントリーしていた。
浅田真央選手
ISUは、震災後も会場に問題がないと日本スケート連盟から連絡があったとして、予定通りの開催を11日に発表した。
しかし、福島第1原発の事故などを受け、方針を転換。「一番の決め手は原子力発電所(の爆発)だったと思う。
ISUは放射能の問題を危惧していた」(鈴木恵一・日本スケート連盟副会長)。
今大会は特にバンクーバー五輪金メダリスト、キム・ヨナ=韓国=と「世界女王」浅田の直接対決が注目を集めていた。
初出場の村上佳菜子は「今の状況だと、やらない方がいいのかなとも思う」と複雑な胸中を吐露した。
最高で2万5000円もするチケットの払い戻しは、詳細が決まり次第発表するという。
大会事務局関係者によると、ショートプログラムで大会が本格化するはずだった23日からエキシビションを実施予定だった27日までのチケットはすでに完売。
予選を含めると延べ約5万5000席の売り上げは数億円に上っていた。
フィギュアの世界選手権は、開催地プラハに向かう航空機が墜落して米国代表チーム全員が死亡した1961年大会が中止され、翌年にプラハで開催された例がある。
[zakzak]
順番から言うと・・村上‐ョナ・魔王かな・・息顔は村上最高やな