負けたのにベルトはそのままだった。IBF・WBA世界スーパーフライ級王座統一戦で、亀田大毅(24=亀田)は、計量失敗でWBA王座を剥奪されたリボリオ・ソリス(31=ベネズエラ)に1―2で判定負けした。前日の説明ではIBF王座から陥落のはずだったが、試合直後に亀田の王座はそのまま保持されるとの発表があり、異例の結末となった。
IBF・WBA世界スーパーフライ級王座統一戦
亀田大毅vsリボリオ・ソリス
前代未聞のジャッジは、大毅の判定負けがアナウンスされてから約15分後に発表された。会見を開いたIBFのリンゼイ・タッカー・スーパーバイザーは「IBFのルールにより、IBFの挑戦者のソリス選手が体重超過だったため、IBF王者の亀田選手は王者のままです」と発表。負けて防衛という理解しがたい摩訶(まか)不思議な結果が告げられた。
前日の計量でWBA王者のソリスが体重超過で王座剥奪。ソリスがコーラをがぶ飲みする場面が見られた。その後のルールミーティングで大毅が勝てば統一王者、負ければWBAとIBFはともに空位になると確認されていた。報道陣にもそう説明していたタッカー氏は「きのう言ったことは覚えていないけれど、そう受け取られたとしたら、それは間違いでした」と弁明。「これは無効試合ではなくタイトルマッチです。負けという記録は残るけれど、防衛は認めます」と説明した。
大毅にとっては大きなハンデを背負った戦いになっていた。IBF独自の午前8時の当日計量で、大毅は4・5キロのリバウンド制限内の56・0キロだった。当日計量のないソリスは59・5キロにまで増量していた。その差は3・5キロ、ほぼ2階級の違いが生じていた。
大毅は3回からパワーで分があるソリスに果敢に接近戦を挑んだ。打ち合うスタイルで勝負に出たが、ソリスの連打を再三浴びた。鼻から出血し、顔を真っ赤にして左フック、左ボディーを出したが及ばなかった。ジャッジは一人が2点差で大毅を支持したが2人は4点差でソリスを支持。まさかの判定負け、そしてまさかの初防衛だった。
何ともお粗末な運営だ。IBFは4月から日本ボクシングコミッション(JBC)に公認されたばかり。9月の王座決定戦ではIBF独自ルールの当日計量が急きょ時間が変更になり、JBCや報道陣なしの密室で行われた。この日も当日計量で服を着たままはかりに乗ったIBF世界ミニマム級王者の高山勝成が制限を400グラム超過していたが「服の分を差し引けば問題ない」と”丼勘定”でOK。今回の異例の裁定にもJBCの森田健事務局長は「負ければチャンピオンではないときのう聞いている。IBFが王座を認めるならJBCは従うしかない」と困惑を隠せない。
大毅は会見を拒否して会場を後にした。「負けても防衛」という不本意な結果を喜べる選手などいない。勝者も敗者もいない統一王座。後味の悪さばかりが残った。
IBFの不可解な決定に、元世界2階級王者の長谷川穂積が4日、公式ブログで異議を唱えた。
長谷川は「昨日の亀田の試合見てないけど、IBFの負けてもチャンピオンのままっていうのは、それなら戦う必要ないし、そもそも勝ち負けないならスポーツでもなんでもなくなってるんじゃないかと思う」と、不審をそのまま書き込んだ。
「日本ボクシングコミッションよ、正しき道に導いてくれ」とJBCによる裁定を求めた。
もっとも、誰が相手だろうと亀田兄弟には関係ない。韓国で行われた長男の試合でもわかるように、どんなに劣勢でもKOされず、最後までリングに立っていれば判定で勝ってしまう。韓国での防衛戦の時も判定に持ち込まれるや、興毅はさすがに「負けた」と思って意気消沈。それがまさかの判定勝ちで、韓国内はおろか日本国内でテレビ観戦していたファンからも「判定はインチキだ!」とブーイングが巻き起こった。
減量失敗の真相がどうあれ、亀田次男は3日の試合で12ラウンドまで立っているだけで統一王者になれる。
[スポニチアネックス デイリースポーツ 日刊ゲンダイ]
http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2013/12/04/kiji/K20131204007132710.html
http://www.daily.co.jp/newsflash/ring/2013/12/04/0006545931.shtml
http://gendai.net/articles/view/sports/146402/2
やめてください
やっぱり亀田の試合は訳分からん、負けてるのに、チャンピオンて、どういう事?
このクソ一家はボクシング界から永久追放しろ!!
こんなんで大毅喜んでんの!ならボクシングやめちまえ!亀田三兄弟ボクシングやめろ!そして、死ね!
日本人とやれ!そしたらインチキは出来ない。
この一家がボクシングをダメにしたんだよ!
コイツらが出てくる前は結構面白かったのに…!
三男の試合は、判定だったけど、おもろかったで
本人が真の男なら、協会に何を言われてもベルト返還するでしょう!する…よね?男だもんね?
おこぼれベルトなんか要らんわっ!
って返還するよね?
ノーコンの試合だったけど
勝った場合は防衛とかってカウントするんでしょ?なんなん一体?
判定直前の不自然な間はなんなんですかねぇ
お粗末W だが亀田祭には相応しい舞台、茶番だな♪ これからもボクシング界を盛り下げてくれたまえ!!! ネコパ~ンツポコッペチペチ