「田中将大が故障者リスト入り!」。衝撃の一報が届き、瞬く間にプレスルームが空っぽになった。現地実況も試合そっちのけで、番記者の様子を臨場感たっぷりに伝える。
奇しくもこの日は来場者に田中のボブルヘッド(首振り人形)が配られるイベントデー。試合前にはスポンサーが挨拶する場面もあった。どうりで田中の姿がなかったわけだと合点する。
ヤンキースのエース田中が、右手首の腱炎と右前腕部の張りのため、15日間の故障者リスト入りとなった。発表があったのは、現地28日のヤンキースタジアム。
レイズとの第2戦が行われている最中、ブライアン・キャッシュマンGMによって明かされた。MLB公式サイトはじめ、現地メディアが一斉に報じている。
□ 復帰は5月半ば頃?
キャッシュマンGMの話によると「MRI検査で手首の異常は発見されず、前腕部の張りを示すわずかな兆しがあった」とのこと。
「ただし、本人が手首を気にしていたので、これ以上の問題が起きてはいけないと思い、医師の勧めを受けて故障者リスト入りとした」という。
翌29日の登板が予想されていた田中は、26日にブルペン入りし、素晴らしい投球を見せていたという。この時によからぬ負荷がかかったのかもしれないとしながら、GMも田中本人も「肘は関係ない。ローテーションに戻ってくる」と強調した。
気になる復帰予定は、「まずは7日から10日は休ませて、少しずつ様子を見ながら投球練習に移行していくので、5月半ばぐらいだといいのだが」と同GM。
かなり慎重でスローな調整なのではと問われるも、「そうは思わない。先発投手にとって必要なプロセスを経るにすぎない」と平静な様子をアピールした。
□ 余裕をのぞかせるGM
キャッシュマンGMは、まさかの田中離脱に驚きを露わにしつつも、落ち着きをみせて語っている。現在、ヤンキースは地区首位。慌てる段階ではないとばかりに余裕をのぞかせる。
「これもシーズンの一部。全選手を酷使せずに済むよう、ロスター(登録メンバー)の選手層を整えているし、こういうことがあって機会を得られる選手もいる」。
ポジティブに応え、この日も先発機会に恵まれたチェイス・ウィトリーが活躍したと誇らしげに語っている。
□ 手術の可能性は?
ジラルディ監督は心配を隠せない様子だ。メディアセッションで、今回の田中の負傷したところは昨夏に負傷した部分とつながっているのではないかと問われると、「自分は監督であって医者ではない」と断りながら、「わからない。可能性はある。でも、ないかもしれない」と不安な胸中を語った。
なお、キャッシュマンGMは、昨夏に田中のケガが判明したときにトミー・ジョン手術に踏み切らなかった決断を後悔していないのかと尋ねられるも、「それは絶対にない」と断言。
専門医師の助言に従っていたのだから、それに反対して手術を勧めるわけがないと正当性を訴えている。
さまざまな憶測が飛び交うなか、田中は再びローテーションに戻ってこられるのか。大きな注目が集まっている。
[引用/参照:http://www.jsports.co.jp/press/article/N2015043012020901.html]
□ NYメディアは不安視。手術推進派も活発に
田中のDL入りに、Rソックスなどで通算219勝を挙げた殿堂入り右腕のペドロ・マルチネス氏がツイッターで「気の毒だが、こうなることは分かっていた」とコメントした。
球速を抑えた今季の投球スタイルを見て、開幕前から「1年を通して健康でいられるとは思えない」と右肘の状態を不安視していた。
今回は右肘故障との因果関係は不明だが、「彼が故障をぶり返したことは残念なことだ」と発言。
一方で「一日も早くベストな状態で復帰することを願っている」とエールも送った。
現地メディアやファンの間では、不安視する声がにわかに高まっている。USA Today紙電子版は、「ヤンキース、シーズン序盤好調も、田中将大のケガで暗雲たちこめる」と題した記事を報じた。
ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、「本物の田中は今のところ景品(の人形)並みに壊れやすいように見える」と厳しい論調だった。
ニューヨークデイリーニュースは「ひじの故障が影響していると考える方が筋が通っている」と指摘。また、ニューヨークポストは「前に進む道は一つしかない。トミー・ジョン手術を受けて、本当のカムバックを果たしなさい」とメッセージを送った。
[引用/参照:http://news.livedoor.com/article/detail/10063565/]
どーせ苫小牧の時に右手でシゴキすぎたんだろ
くそ暑い日のタイツやパンストて何なん ?