「それはねえだろ!」と激怒
フィギュアスケート世界選手権男子ショートプログラム(SP)の当日公式練習が30日昼(日本時間31日)、アメリカ・ボストンで行われ、羽生結弦(21)が珍しく怒りを爆発させた。
羽生はSPを前に、サブリンクでの公式練習に参加。SP使用曲をかけて滑走していたが、カザフスタンのデニス・テン(22)が羽生の滑りを妨げる場所でスピンしており、ぶつかりそうになった羽生は「それはねえだろ、お前!」と激怒した。
その直後のトリプルアクセル(3回転ジャンプ)で転倒し、壁にぶつかると、そのまま右拳で壁を強くたたきつけたという。
前日(29)に行われた本番会場での公式練習でも、羽生は曲がかかっている練習の最中にテンと接触しそうになり、演技を中断せざるを得なかった。
[引用/参照/全文:http://www.huffingtonpost.jp/2016/03/30/yuzuru-hanyu-denis-ten_n_9578952.html]
ショートプログラム後に羽生は「ビデオでも見たけど、あれはたぶん故意だと思う。ただ、そういうことで怒ってしまった自分に対して駄目だなと思っている」と話した。
[引用/参照/全文:http://www.sanspo.com/sports/news/20160331/fgr16033116360009-n1.html]
テンとコーチが反論
これに対し米フィギュア専門サイトのicenetworkが報じた中でテンは
「誰かが叫んで通り過ぎるまで気づかなかった」と問題のシーンを振り返り
「問題があったとは思わない。私たちはお互いぶつかりはしなかった。練習では6人の選手がリンクにいる。時々近づきすぎてしまうことはある」
と、故意の“妨害”の意図はなかったと説明した。
また、キャロルコーチは、カザフスタンメディアのインタビューに応じ
「どちらに罪があるというわけではない。こういうことはよく起こる」とした上で「羽生は経験豊富な選手で、オリンピックチャンピオンだ。その時、デニスと障壁まで十分なスペースがあり、トリプルアクセルを行う前に方向を変更することは難しくなかったが、羽生はそれをしなかった」
と、主張した。
そして羽生が14年11月の中国杯で6分間練習中に閻涵(中国)と衝突事故、昨年12月の全日本選手権の練習中に村上大介と激突していることを挙げ
「そしてここではデニスと。私には衝突がパターンになっているように思える。3度も起きるというのは奇妙だ」
と、指摘。両陣営の主張は平行線をたどった。
[引用/参照/全文:http://www.sanspo.com/sports/news/20160331/fgr16033116360009-n1.html]
アンチからは当たり屋の声
一方で羽生アンチのフィギュアファンからは「羽生のほうこそ、当たり屋のくせに」「また羽生が当たり屋したのか」といった声も上がっている。
羽生の過去の衝突やニアミスを挙げ、羽生アンチのフィギュアファンは以前から羽生を「当たり屋」と評しブーイングしていた。
[引用/参照/全文:http://news.infoseek.co.jp/article/litera_4093/]
デニス・テンに大量の「人種差別」「脅し」
デニス・テン選手がインスタグラムを更新した。そこで、自身のメールボックスに嫌がらせや脅し、人種差別的なメールがいくつも届いていることを打ち明けた。
この問題をめぐり、テン選手のもとには誹謗中傷メールがいくつも届いているようだ。4月2日夜にインスタグラムを更新したテン選手は、
「私のメールボックスは、脅しや見知らぬ人からの嫌がらせ、人種差別的に私を非難するメールで溢れています。『何が起きたの?』と自問しています」と明かした。
騒動については「この件については何も話すことはありません。一方的な根拠に基づいてではありますが、すでに各国のメディアが情報のお祭り騒ぎのごとく取り上げているので」
と具体的な言及を避け、「妄想に基づくスキャンダルを議論することは好きではありません」とも述べた。その上で、最も多く寄せられた質問への「回答」として
「騒動で心が乱れたのは事実です。一生懸命考えないようにしましたが」と告白した。
さらに「そして、私は韓国系カザフスタン人ですが、曽祖父も私自身にとっても嫌韓的な侮辱は脅威ではありません。その他全ての非難への答えはNOです」とコメント。
最後には「今シーズンが困難なものになってしまった」としてサポートチームに謝罪。合わせて「スケートも辛かったのですが、もっと辛かったのはファンの期待に応えられなかったことです」と苦しい胸の内をつづった。
インスタグラムの投稿には、さまざまな言語でコメントが寄せられ、3日18時時点で1400件を超えている。中には
「一部の心ない日本人からの罵り。本当に悲しいです」
「テンくんの素晴らしさ、優しさをたくさんの日本のファンが知っています」
といった日本語のコメントもある。
ネット上ではフィギュアファンらによる和訳が拡散しており、読んだ人々からは
「テン君のインスタ訳読んでもう何か…つらい…」
「私はデニスくんも羽生くんも応援したいです」
「当時の状況は羽生選手の言い分のみで詳細はまだ不明だが、テン選手のインスタへの嫌がらせと脅迫メールに関しては申し開きが出来ない」
といった声が寄せられている。
[引用/参照/全文:http://news.livedoor.com/article/detail/11372281/]
羽生結弦「握手で和解」
閉幕したフィギュアスケートの世界選手権の男子で2年連続の銀メダルを獲得した羽生結弦は3日(日本時間4日)、3月30日の公式練習で接触しそうになったデニス・テン(カザフスタン)に怒声を上げたことについて「(テンと)握手をして和解した」と釈明した。
羽生はこの日のエキシビションの前に記者の質問に答え「この試合で和解したいなと思っていたので、しっかり握手して、和解した。自分も気をつけて、または、お互いに気をつけていけたらと思う」と話した。
[引用/参照/全文:http://www.asahi.com/articles/ASJ4426LFJ44UTQP006.html]
この人はキレると人
刺しそうで怖い なんか怖い