5月15日のホワイトソックス戦で、ヤンキースの田中将大は5回4失点と精彩を欠いた。7回6失点だった前回に続き、不本意な登板となった。
ニューヨークのメディアは辛辣だ。地元紙『ニューヨーク・ポスト』も早速厳しい評価を下している。
田中将大はそのキャリアを、スプリットを駆使して積み上げてきた。そして日曜日、それが機能しない時の彼はどうなのか、ヤンキースは垣間見ることになった。
この日はその制球がままならなかった。「スプリットが全然ダメでした」と田中自身も通訳を通じコメントしている。その結果が2試合連続の背信投球だ。ともにチームは勝利しているのがせめてもの救いだ。
メカニクスが悪く、それがスプリットに影響を与えていたと田中は語った。3回に先頭打者のアダム・イートンに右中間への本塁打を献上したのもそんな投球だった。ここ2試合で許した4本目の被弾で、四球も3つも与えてしまった。
中4日登板は厳しい?
しかし、同紙が指摘している田中の問題点はスプリットの制球のみではない。
先発5人ローテションのメジャーでは標準の間隔である中4日での登板で、2試合続けて不本意な投球内容となった点だ。
何が真実かは別にしても、最初の6登板は全て2失点以下で、ここ2試合では10点も献上したのは事実だ。
田中のここまで8度の登板では、中4日はもう一度ある(岩隈久志と投げ合った4月17日のマリナーズ戦)が、その3度の登板では防御率5.68で、中5日以上の5登板では同2.27だ。
もっとも、防御率よりランダム性が低く、より実力を反映すると言われている奪三振率(9イニング平均の奪三振数)では、中4日、中5日以上とも8.1だ。同紙の指摘が的を射ていると言えるかどうかは難しいところだ。
そもそも、この2試合は確かに不本意な内容だったが、それほど悲観的になる必要はないのかもしれない。
ブライアン・マッキャン捕手は、「他の球種は悪くなかった。4失点ながら5回を投げ抜いてくれた。それも勝利の要因だ」と、田中を擁護している。
「年間で32度も先発するんだ。時には思い通りに投球を制御できないこともあるさ。その前の6度は文句なしだったじゃないか」
[引用/参照/全文:http://news.livedoor.com/article/detail/11533444/]
防御率は3.51に高騰
ロイヤルズ戦に続き、15日のホワイトソックス戦でも5回を8安打4失点と苦しい投球となってしまったヤンキース田中将大投手。
毎試合、自責2以下に抑えていた10日までの6試合とは打って変わり、最近2試合は合わせて4被弾10失点となった。防御率は3.51となった。
[引用/参照/全文:http://full-count.jp/2016/05/16/post32273/]
ネットの反応
・田中が抑えても打線が打たない 点取ってくれると田中が抑えられない 悪循環やね
・メジャーではマー君 日本では大谷は勝ちに恵まれないな
・メジャーでストレートが通用しなかったのが誤算だな。
・日本人ピッチャーが好投ってニュースをめっきり聞かなくなったな
・日本人は三年目が鬼門だな
・まだ4年以上も契約が続くんだよなw
・防御率は結構いい、大崩れする事もなくまあまあ安定してる ヤンキースの他の投手よりはだいぶマシ
・スピードもキレもない 以前の迫力が全くない
・肘や肩を気にして全力投球できてないって感じ
・とっとと手術したほうが年俸に見合った働きができたろ
・つか、今時勝利数で投手の価値をはかるなって 時代遅れだよ
・田中、ダルを見てると野茂って凄かったんだなって思う
前田健太 登板間隔で防御率が雲梯の差
16日に本拠地で行われたエンゼルス戦で今季3敗目(3勝)を喫したドジャース前田健太投手。同じ南カリフォルニアを拠点とするファン注目の交流戦で、今季最短KOとなる4回4失点といいところを見せられなかった。
4月23日ロッキーズ戦で3勝目を手にして以来、勝敗なしを挟んで3連敗している右腕に、地元メディアから不安の声が上がっている。
ESPN電子版では「球界の話題から、突如ドジャースの心配の種になった」と手厳しい評価を下している。日本とメジャーでの先発登板間隔の違いを指摘。
さらに、最近は速球系が少なくスライダーに頼る配球が目立つことを「前の登板から回復し切れていない証拠ではないか」としている。
記事によれば、中5日で投げた4月23日ロッキーズ戦は6回1/3を無失点としたが、中4日で迎えた4月28日のマーリンズ戦は7安打5失点で初黒星だった。
さらに、中7日空いた5月6日ブルージェイズ戦では6回で102球を投げて2失点と力投も、中4日だった5月11日メッツ戦は2被弾している。
また、中4日のスケジュールで投げた4試合では防御率5.16で、中5日以上空いた場合だと防御率は0.74になるというデータも紹介している。
だが、前田自身は登板間隔は問題ではないと感じているようだ。
試合後に会見した前田は「中4日は自分の中では難しいと思っていないですし、こっちではそれが普通。難しいことではないです」と話している。
また、この日の敗因について
「自分のやりたい投球が出来てないですし、点の取られ方がちょっと悪いので。いい時は要所、要所で粘れている。悪い時は要所で粘れなかったり、打たれたりいけない場面で打たれているのが結果につながっている」
と説明。スライダーを多投する理由についても「特にないです。リードと、あとは自分の状態の拙さです」「真っすぐをもう少し増やしてもいい」と話した。
[引用/参照/全文:http://full-count.jp/2016/05/17/post32350/]
ドジャースの前田健太投手の次回登板が22日(日本時間23日)のパドレス戦に変更となった。当初は中4日で21日(同22日)パドレス戦に登板だったが、中5日での先発となる。
[引用/参照/全文:http://full-count.jp/2016/05/18/post32404/]
ネットの反応
・賞味期限短すぎるだろ…
・いずれ肘に問題抱えるのは確定的な様に言われてるな
・桑田「肩は消耗品なので登板間隔はしっかり空けるべき」
・ダルビ、田中、前田、岩隈 いつの間にか全員ダメになってね?(笑)
・田中マーと岩隈も10失点くらいしてるから気にするなw
・中6なら安定するとおもう
・結局はフォークスプリットが武器なら活躍出来る、それ以外は厳しいってことだ。
・ほんと日本人投手って最初だけだな・・・
・メジャー投手が使う、変な回転かかっている いわゆる汚い速球を投げられるようにならんとな
・日本車は脆いから大事に使うことな