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初のアフリカ出身力士豚肉はご法度

大相撲の新弟子検査が二十六日、東京・両国国技館で行われ、アフリカ大陸から初の力士を目指すエジプト出身のアブデルラフマン・シャーランさん(19)=大嶽部屋=が189センチ、138キロで体格基準をクリアした。

アブデルラフマン・シャーラン

興行ビザを取得して来年三月の春場所で初土俵を踏む予定。

「私の夢は横綱になることです」。検査後、初めて着物に身を包み、人懐こい笑みを浮かべて日本語で話した。検査では一番あこがれている貴乃花親方(元横綱)に身長を測定してもらい「とてもハッピー」と笑った。

アマチュア相撲ではジュニア世界選手権で重量級3位の実績もある。今年八月下旬から九月中旬にかけて、いくつかの相撲部屋で稽古を体験。外国人力士のいない大嶽部屋への入門が決まり、十月に再来日した。

アブデルラフマン・シャーラン

イスラム教徒なので、ちゃんこで豚肉はご法度。ただ師匠の大嶽親方(元十両大竜)によると、断食や礼拝にはこだわらず、相撲界のルールになじもうと必死だという。「便所掃除をやれと命じたら、毎日、まじめに一人でやっていた」と感心する。

「常に前に出る相撲のスピリット(精神)が好き。人間性や生き方が結果に表れるスポーツだと思う」と英語やアラビア語で答えたシャーランさん。大嶽部屋の前身は大鵬部屋。しこ名は昭和の大横綱大鵬から「大」をもらい「大砂嵐」が候補に挙がっている。

[tokyo sportsnavi]
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2011122602000154.html

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コメント

  1. 11
    名無しさん 2011/12/29 14:58

    太ってても顔の造りはいいね

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