後半27分に悪夢の瞬間、川島と吉田がまさかの正面衝突の失態
ハリルジャパンの守備の要が衝撃的な連係ミスで同点弾を献上してしまった。
日本代表は13日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選イラク戦、1-0で迎えた後半27分にDF吉田麻也(サウサンプトン)とGK川島永嗣(メス)がショッキングなミスを犯した。
前半8分、本田圭佑(ミラン)の右CKからFW大迫勇也(ケルン)のヘディングシュートで先制したものの、日本は37度を超える灼熱とピッチコンディションに苦しみ、流れをつかめない状況が続いた。
すると後半27分に悪夢の瞬間が訪れる。
イラクのMFアブドゥルザフラがペナルティーエリア内へとドリブルで持ち込むと、DF昌子源(鹿島アントラーズ)が倒れこみながら対応したが、ボールは前にこぼれる。
ここで体を入れた吉田は安全策のクリアを選択せず、両手を広げながら相手をブロック。川島のキャッチを促そうとしたが、一瞬の隙が生まれた。
FWアブドゥルラヒームの背後からのプレッシャーを受け、川島と吉田がまさかの正面衝突の失態となった。
このこぼれ球に反応したMFカミルに左足で強烈なシュートを叩き込まれてしまった。DF長友佑都(インテル)は必死にクリアしようとしたが力及ばず、ピッチを叩きながら絶叫した。
MF長谷部誠(フランクフルト)不在の中で3月のW杯予選2連戦ではキャプテンを任された吉田は、今季サウサンプトンでレギュラーの座を確保した。
所属するメスで第3GKの立場から出場機会を得るまで復権した川島だったが、最近影を潜めていたここぞの場面でのボーンヘッドという悪癖を守備の要コンビが露呈してしまった。
[via:http://news.livedoor.com/article/detail/13198259/]
試合後、日本代表DF吉田麻也が試合を振り返った。
試合について聞かれると、吉田は「シリア戦を踏まえて、いいスタートを切れていましたが、2点目を取れなかったのが一番もったいなかった。
メンバーもキャップ数が少なくて、予選を戦う選手も少ないので、難しい試合になると思っていましたが、うまく入れていたので、そういう意味でも、もったいない引き分けだったと思います」と総括。
「まだ勝ち点1でリードしていますし、オーストラリアやサウジアラビアと非常にタフな試合になると思います。こうなった以上は(結果は)変えられないので」と、イラク戦の教訓を次節以降に生かしたいと語った。
失点シーンについては、「最初の時点で引きすぎてしまった」ことが原因だと分析する。「そこで我慢できるかどうかが大事だったのですが……。そこで我慢できなかった」と反省。
そして「確実に僕らの方が(後半に体力が)落ちましたね。彼らも落ちましたけど、こういう土地での戦いに慣れていたので、プレースピード、ゲームの運び方も余力を残しつつ、時間稼ぎもして、うまくやっていた。
僕らは逆に受け身になっていた」と、イラクの試合運びが巧みだったと指摘した。
[via:http://www.goal.com/jp/]
川島「僕は『クリア』と」
痛恨の失点場面について川島は「(吉田)麻也は僕のボールだと思ってブロックに入ったけど、後ろから(イラクの選手が)来ていた」と説明。「僕は『クリア』と言っていたけど、麻也には見えてなかった。もったいない失点になってしまった」と悔やんだ。
[via:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170614-01640879-gekisaka-socc]
元日本代表“潰し屋”戸田
「クリアすべきだった」
戸田氏がとりわけ強調したのは守備面だった。失点場面について「『プレスの方向と連動』の部分がモロに出てしまっての失点だった」と指摘し、中盤3人の名前を挙げながら次のように見解を示している。
「倉田(秋)・今野(泰幸)・遠藤と中盤の選手達がそれぞれプレスには入りましたが一人一人別々にアタックをしてしまい一つずつ剥がされ最終的には日本の左サイドから始まった相手の攻撃がピッチの中央からボックス内に進入されて失点してしまいました。」
35度を超える酷暑のなか、標高1300メートルの高地で息も上がりやすく、中立地のイラン・テヘラン開催とはいえ不慣れな環境だった。
戸田氏はそうした面を踏まえつつ、個々の奮闘ぶりは高く評価している。しかしながら、チームとしての連動性が欠如したと説明を加えた。
「一人一人はあの気候条件の中で必死に相手ボールホルダーにアタックしていますが、残念ながらそれが『グループ』としての『連動』した守備にはならなかったので見事に崩されてしまっています」
そして失点場面の対応についても、戸田氏なりの最適解を導き出した。中央を崩される端緒となった遠藤のプレーをクローズアップし、「あえて寄せない」という判断もあったと力説する。
「ボックスに進入される直前、最後の1タッチでのフリック気味のパスを出されたところに遠藤が寄せていますが、寄せるタイミングが遅れた事に加えて入れ替わってしまった事が痛かったと感じました。
味方が一人ずつ寄せてはかわされ、いざ遠藤のところに来たわけですがこの局面ではあえて『寄せない』という判断が必要だったと思いました」
ボックス内に相手を入らせないという観点からプレスの方向と連動について仔細に分析を加えた戸田氏は、連動性の欠如をチームの問題点として挙げた一方、失点に関しては吉田のプレーに苦言を呈している。
「もちろんボックス内での対応についても吉田がGKに任せずクリアすべきだったと思います」
ハリルジャパンのスタイルについて「強い守備をベースに速く攻めるというサッカーを目指しているのは間違いない」としながら、「であれば守備の部分でよりソリッドな組織を構築して相手がボールを『持たされている』と感じるような形に持ち込みたいところ」と、チームの目指すべき方向性は見えているようだ。
[via:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170614-00010013-soccermzw-socc]
海外メディアも戦犯扱い
英サッカー誌
「とんでもないミス」
この衝撃的な凡ミスをイングランドメディアは見逃さなかった。
記事では「マヤ・ヨシダの関与したディフェンス面での致命的な混乱により、日本は火曜日に行われたイラクとのW杯予選で1-1のドローとなった」と一刀両断。そして失点シーンについて厳しく描写している。
「カミルは(日本の)とんでもない守備的なプレーに付け込み、イラクにとっては8試合で5つ目の勝ち点を陥れた。日本は相手を仕留めるという野心の欠如で最終的に代償を支払う羽目になった」
と、吉田のプレーと追加点を狙いにいかなかったハリルジャパンの消極的な戦術を断罪している。
「ヨシダがエイジ・カワシマに向かうボールで盾となろうとしたものの、アブドゥルラヒームのチャレンジによってカワシマがボールをこぼしてしまった。カミルはゴールネットにシュートを叩き込むチャンスに恵まれた」
連係ミスで相手に同点弾を許す結末になった吉田と川島は、まるで戦犯のように扱われている。
[via:http://www.football-zone.net/archives/63835/2]
海外のの反応
・まじかよ、一体何が起こった
・日本のショッキングな守備だ。蹴り出せよ、吉田!
・一体何だ、なんて酷い失点だよ
・最悪のゴールキーピングだ
・吉田がクリアすべきだったよ
・守備のリーダーがミスをしたら失点を意味する
・イラクも褒めないと、とても上手く日本にプレッシャーをかけてゴールに繋げた
ネットの反応
・まぁ川島はそろそろやらかすとは思ってたよな誰もが
・マヤのやらかしは何時もの事で一生治らない
・クソ暑いのにやらかさなかったらそれは吉田じゃない
・川島はそもそもクリア指示してるしな だから対応が遅れたわけで
・吉田は危ない場面でも外に出そうとしないんだよな
・あのミス以外は良かったのにな
1-0で勝ってたらMOMでもおかしくなかった
・明らかにマヤのミス ただやらかさないセンターバックなんてそういないし
不動のレギュラーには違いないと思う
・この試合だけならわかるけど最終予選通して吉田を責めることは出来ないわ。
・原口を交代したのがすべてだな
・倉田の交代ですべて崩壊したな
・イラクと互角じゃなぁ こんなサッカーいつまで続けるんだw
・気候の悪さを差し引く必要があるにせよ
それ以上にハリルの采配に対する不信感が強くなった試合だったわ
・イラク選手があの温度の中で90分間走りきるサッカーが羨ましかった
・昨日は岡崎をピッチに置いとくべきだった
・日本対韓国のプレーオフになったら
・大変なことになるな。下手したら死者が出るだろ
・次回からアジア枠がまた拡大するんでしょ。
実質最後のアジア予選なんだから、もう少しハラハラドキドキで楽しもうぜ。
・次ホームでAUSボコったらええやん
試合見てたけど吉田の守備も悪かったが1番は酒井だろ。こいつが動けないのにゴール前付近にいて邪魔だった。足が痛くて辛かったかも知れないがあの場面だけは頑張って欲しかった。
ああいうのは徹底しないと!中途半端に連携とかよりクリアーイージー!
37度でも相手も37度!いいわけにならん!
吉田はやっぱり吉田!思った通りの吉田だったから全然、怒る気にならない!