SPORTS

HEADLINE

【MLB】ダルビッシュがドジャース電撃移籍 タイムリミット寸前の舞台裏

レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)のドジャース移籍が、電撃的に決まった。

米国東部時間7月31日午後4時(日本時間8月1日午前5時)のトレード期限直前に交渉が成立した。米国の地元メディアが、相次いでツイッターなどで伝えた。

今季が6年契約の最終年で、オフにはFA(フリーエージェント)となるダルビッシュは、レ軍が地区優勝争いから大きく離されたこともあり、シーズン中盤からトレード移籍の可能性が取り沙汰されていた。

ダルビッシュに対しては、プレーオフ進出が有力なドジャース、ヤンキース、インディアンスなどが獲得に興味を示し、レ軍と交渉を続けていた。

今季のダルビッシュは、ここまで22試合に先発し、6勝9敗、防御率4・07。勝ち星こそ恵まれないものの、開幕からローテーションを守ってきた。

[via:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-01865236-nksports-base]

ダル「心の準備していた」

記者会見に臨んだダルビッシュは「心の準備はしていた。トレードと言われたら行くしかないし、それに対してプロとして適応するだけ」と心境。

前田健太投手(29)も所属するド軍は現在、ナ・リーグ西地区の1位。「一番勝っているチームから欲しいと言われてすごく光栄です」と前向きに語った。

新天地では腰の張りで離脱中のエース左腕クレイトン・カーショー投手(29)の穴を埋める働きが求められることになる。

また、レンジャーズのバニスター監督は「彼には記憶に残るようなすごいことを成し遂げてこいと伝えた」とダルビッシュを激励したことを明らかにした。

[via:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-01865236-nksports-base]

デッドライン間際の攻防

午後2時50分には「10分前!」と自撮りツイート

今回のケースでは、プレーオフ出場の望みがなくなったから、レンジャーズは今オフにフリーエージェント(FA)になるダルビッシュと再契約できないリスクを考え、トレードせざるを得なくなった、と捉えられている。

確かに表向きはその通りだが、実際にはプレーオフ出場の可能性に関係なく、レンジャーズはダルビッシュをキープし、再契約する意向だった。

だが、7月31日までに再契約はできないという結論に達した場合はその限りではなく、今回トレードをしたということは、裏でそういう判断が下されたのではないか。

そもそも再契約できるという手応えがあるぐらいなら、すでに再契約を交わしているはず。最後まで可能性を探ったが、それでも確信は得られなかったよう。《中略》

別にドジャースとしては、先発陣が足りないから、ダルビッシュを補強したわけではないのだろう。彼らの視線の先にあるのは、あくまでもワールドシリーズ制覇。

そこまで考えたとき、カーショーに次ぐ2番手の先発を必要としていた。ドジャースとしてはこれで、プレーオフを勝ち抜く最後のピースを得たことになる。

ところで、なぜトレード成立が駆け込みになったかだが、期限を過ぎたあとで、トレードが明らかになること自体は珍しくない。

期限内に合意してから、あとはリーグの承認を待つ。通常、その手続きに10分程度必要とされ、その間は気が抜けない。

実際、レンジャーズが昨年、サム・ダイソン投手を獲得した時もそうだった。今回もおよそ10分後に動きがあった。

そもそも遅くなった理由だが、一つの要因としては、ソニー・グレイのトレード成立に時間がかかったからではないか。

アスレチックスからヤンキースへのトレードが明らかになったのがトレード期限の約1時間前。ヤンキースは、ダルビッシュにも興味を示していたので、レンジャーズとしてもその行方を待ちたかったのだろう。

ダルビッシュをトレードするにしても、1チームと交渉するより、複数のチームと競わせたほうが価値が上がる。できれば、ヤンキースとドジャースに最後まで争って欲しかったというのが、レンジャーズの本音だったのではないか。

[via:https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201708010002-spnavi]

その時、妻 聖子は

聖子さんは、トレードのタイムリミットとされる米時間7月31日午後3時目前の10分前に、夫が投稿したレンジャーズのロッカールーム写真のツイッターをリツイート。

直後に「あと7分だしもうないだろうと安心しきってます私」とつぶやき、トレードはないと思っていたようだ。その後、クラッカーを鳴らす絵文字をツイート。

フォロワーからも「Still a Texas!」「やっと安心…ですね」など、残留を喜ぶコメントが寄せられ、続くツイッターで「まあ、私現役の頃勝ったと思ってガッツポーズしたら延長入ったこともあるんで(笑)当てにしないで下さい(笑)」と冗談めかして書いていたのだが…。

その直後にテレビレポーターや記者らの「ダルビッシュ、トレード」のつぶやきが続々投稿され聖子さんもビックリ顔の絵文字を投稿。「I jut knew that」(ちょうど今知った)と、つづり驚きを隠せなかった。

[via:https://www.daily.co.jp/mlb/2017/08/01/0010424031.shtml]

青木「ダルがどこに動くのかと思っていたら…」

アストロズの青木宣親外野手(35)が31日(日本時間8月1日未明)、ブルージェイズへトレードで移籍することが決まった。

ア軍はメジャー通算102勝のベテラン左腕フランシスコ・リリアーノ投手(33)を獲得し、ブ軍には青木とマイナー選手が移る。

トレード通告から約1時間後、青木は本拠地球場を訪れ、慌ただしく荷物をまとめた。「ダル(ダルビッシュ)がどこに動くのかなと思っていたら、俺だったからびっくり。まさか自分がこういうふうになるとは…」と驚きを隠せない様子。

「このチームに春から来て、優勝を目指して頑張ってきたので、残念な気持ちもある」としつつも「メジャーリーグはこういうことが起こり得るのは理解している」。

メジャー6球団目となるブルージェイズについては「街の雰囲気もよく、ファンもすごく熱狂的なイメージがある」と好印象を抱いている。「与えられたところでやるだけ。出場機会が増えるように、また一生懸命やっていきたい」と前を向いた。

[via:http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/08/01/kiji/20170801s00001007079000c.html]

ネットの反応

・これは良い移籍
・ヤンキースで見たかった
・メジャーでは別に電撃でもないだろ
・クソ田舎のテキサスなんぞ出て行って正解。ロスで伸び伸びやってくれ。
・ドジャース最高だな
・名門だけど3~4番手扱いぐらいだろうなぁ
・ナ・リーグだと打席にも立つことになるな
・マエケン終了のお知らせか
・ユニフォームは間違いなく似合うな
・いきなり優勝狙えるチームのローテーション入り
 これはかなりおいしい移籍
・今年でFAなんだから腰掛けだよ
 来年どこと契約するかが重要
・青木もひっそりとカナダへ
・ダルは最高な移籍になったけど逆に青木は最悪な移籍になったな

米ドジャースファンの反応

・ロスアンゼルスにようこそ、ダルビッシュ有。
・彼のデビューをドジャースのホームで見よう。
・ピッチャーを加え続けるとはね。
・今年はこれで苦しむことはなくなる。行け、ドジャース。
・ワールドシリーズにさらに一歩近づいた。
・強力な後押しだ。ということは、カーショウは回復していないということか?
・これで日本人投手が前田とダルビッシュの二人になるのか。
 >できれば今シーズンオフに大谷翔平もお願いしたい。
・すごい!鳥肌が立つような思いだ。彼が高校生だった頃から待ち焦がれていた。

米レンジャーズファンの反応

・気にしないようにしているけど私の気持ちは落ち込んでいる。
・彼は、今シーズンが終わったらフリーエージェントで出ていくことは目に見えていたし、今の段階で交換要員を得るほうが得策だ。
・正直、悲しい気持ちはある。レンジャーズにとって最善なことであれば嬉しいのだがユーのことは好きだし、今も葛藤している
・今後、彼のピッチングを目にする毎に、私は確実に後悔してしまうだろう。
・ユーが投げているときには打線の援護点がなくて申し訳ない。もしも、もっと援護点をもらっていたら、20勝は上積みして勝てていただろうし、トレードされることも決してなかったはずだ。
・がっかりしました。テキサスにいる限り彼の記録は期待できないですね。それでも彼を見るのは楽しかった. ユー、ありがとう
・ずっとレンジャーズにいてほしかった。

関連商品

コメントする

関連記事

このカテゴリの最新記事