163キロをマークし今季初勝利も…「全くもってアンフェアなスライダー」が話題に
日本ハムの大谷翔平投手が、12日の本拠地・楽天戦で5回2/3を1安打無失点4奪三振3四球と好投し、今季初勝利を挙げた。
9月28日の西武戦以来、実に349日ぶりの白星。メジャーリーグのスカウト16球団32人が視察に訪れ、米国でも注目が集まったこの日の投球を米メディアも続々と取り上げた。
2回には今季最速の163キロをマークしたが、米メディアは5回に投じられた「卑劣なスライダー」を大きく取り上げている。
大谷はこの試合、2回1死一、二塁で迎えた茂木への3球目の外角への直球で今季最速163キロをマーク。160キロ以上を6球計測したが、米メディアが衝撃を受けたのは、5回2死で島内に対して投じたスライダーだったようだ。
カウント2-2からファウルで粘られると、8球目のスライダーは鋭く曲がって内角へ。バットは空を切り、あまりの変化に島内は空振り後に尻餅をついた。
MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「全くもってアンフェアなスライダーを放つ大谷を見よ」と特集記事を掲載。この場面の動画を紹介している。
さらに、「火曜の試合ではそれだけでなく、彼は自身のNPB最速記録にあと1キロ(実際は2キロ)に迫る球を投げた」と163キロを投じたことについても言及。
「速球とえげつない変化球が出たことで、この試合で唯一欠けていた“大谷三冠”はホームランだった」と二刀流右腕の活躍ぶりを伝えた。
「なぜ多くの評者に世界最高の野球選手リストの上位とみなされるかを語っている」
また、「CBSスポーツ」(電子版)もこのスライダーに注目。「MLB球団に待ち望まれるショウヘイ・オオタニ、その理由となりうる卑劣なスライダーがこれだ」と動画を紹介した。
記事では「これまで見た中で最もえげつないスライダーの一つを投げた」と言及。
その上で「その全てが、なぜMLBに心底待ち望まれているのか、そしてなぜ多くの評者に世界最高の野球選手リストの上位とみなされるかを語っている」と絶賛し、動画には「17歳未満閲覧禁止のスライダー」との一言も添えられている。
本人は「まだピッチングというにはほど遠いかなという内容」と振り返ったが、米メディアの反応を見ると、衝撃を与えるには十分だった様子。投手・大谷の凄さを改めて見せつけた形となった。
[via:Full-Count]
https://gunosy.com/articles/RpB7u
ネットの反応
・なんで叩かれてるの?
>スライダーが卑劣なくらいえぐい切れ味って誉め言葉やで
・ジョークであろう事は分かるがなんで閲覧禁止なんや
・そんだけやべーヤツってことや
・今来てる台風のパクりやろこれ
・晒され続ける島内
・ランディジョンソンのスライダーの方が危ないやろ
大谷はバーゲン
ヤンキースのジラルディ監督はメジャーでの二刀流の可能性に「私はできると思う」との見解を示した。
「(一人二役できれば他選手のために)出場選手登録の枠が一つ空く。(本来5人の)先発投手を6人で回したい時にやりやすい」と起用法にまで言及した。
一方、大リーグでは昨年12月に成立した新労使協定により、25歳未満でドラフト対象外の外国人選手は575万ドル(約6億3250万円)が契約上限で、23歳の大谷は大型契約できない。
スポーツイラストレーテッドは「大谷はバーゲン」と結んだ。
[via:http://www.sankei.com/sports/news/170914/spo1709140014-n1.html]
カネより夢は美談ではない
「カネより夢」は一見美談だが、ちょっとひっかるものもある。
2年待てば2億ドルを手にできるかもしれないのに、マイナー契約を結び、メジャー昇格後も原則3年間はメジャー最低年俸に甘んじなければいけない現実をどこまで彼自身が認識しているのか疑問だ。
彼は、「そんな価値観で野球に取り組んでいない」のかも知れない。しかし、メジャーは「そんな価値観」の世界だ。プレーヤーとしては超一流でも、まだ23歳の若者だ。
今後新しい世界とそこで一緒に過ごす仲間達の金銭感覚に触れた後、ホゾを噛むことになりはしないだろうか。もう一度言うが、メジャーは間違いなくカネ、カネ、カネの世界だ(それが悪いとも思っていないが)。
また、彼ほどの選手が自分を安売りしてしまうことの後進への影響もチト心配だ。
[via:https://news.yahoo.co.jp/byline/toyorashotaro/20170913-00075722/]
今オフ「大谷ルール」導入か
プロ野球12球団のオーナー会議が13日、都内で行われた。日本野球機構(NPB)と米大リーグ機構(MLB)が進めている「日米間選手契約に関する協定」の改定交渉についての経過説明があり、日本ハム・大谷翔平投手を想定した“大谷ルール”が新協定に盛り込まれる可能性があることが分かった。《中略》
金額を抑えたいメジャー側と、少しでも多額の譲渡金を得たい日本側のせめぎ合い。問題は今オフの移籍の場合、MLBの労使協定により大谷の契約条件が非常に低く制限されることだ。
昨オフに改定された新労使協定では、25歳未満の海外選手に支払える契約金の総額が最大575万ドル(約6億3000万円)に制限され、マイナー契約からのスタートとなる。
いずれにしろ、日本ハムが得られる譲渡金は575万ドルの15%である約86万ドル(約9500万円)にしかならない。
そのため、新ポスティング制度には大谷を意識した「25歳未満でNPB在籍が6年未満の選手に関しては、譲渡金額を別途協議する」といった条文を加えることも検討されている。
この“大谷ルール”が導入されれば、大谷自身が得る契約金に関係なく、現行制度に近い譲渡金が日本ハムに入る。
現行の日米間協定は10月31日(日本時間11月1日)で失効するため、10月いっぱいが交渉終結の目安。だが、現行制度を1年間維持したまま来オフからの適用を目指す可能性も残っており、今後の交渉が注目される。
[via:http://www.hochi.co.jp/baseball/mlb/20170914-OHT1T50048.html]
ネットの反応
・まだアメリカに毟られるのか。NPBも無能揃いだのお。
・日本ごときに大金払わないで済むような新ルールをアメリカ様が作ったんだっけ。
植民地ってのは安い金で価値ある商品を吸い上げられるからこその植民地だもんな。
・メジャーの金回りを考えたら激安だな
・そもそも密約がなければ日ハムなんかに入団していないしな
日ハムは安くても受け入れるしかない
・Dice-Kとかイガワに100億払わされましたからね…
大谷翔平[9/12楽天戦スライダー全球]まとめ