再戦で7回終了後TKO負け、2回後には心身ともに疲弊「腕の力も、足のパワーも…」
ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦(両国国技館)は22日、ロンドン五輪金メダリストの同級1位・村田諒太(帝拳)が同級王者のアッサン・エンダム(フランス)を7回終了後にTKO勝ちで撃破。
王座陥落したエンダムは「最初の2ラウンド後に何も残されていなかった」と序盤に戦意喪失していたことを告白している。母国のフランス地元紙「ル・フィガロ」電子が伝えた。
完敗だった。エンダムは序盤から村田に圧倒された。8回開始前に棄権。チャンピオンベルトを明け渡した。
5月の対戦では判定勝ち。村田の敗北と採点したジャッジ2人が6か月の資格停止処分に言い渡され、“疑惑の判定”は世界で波紋を呼んだ。
そして、東京で迎えた運命のリターンマッチ。王者の実力を証明したかったが、敗れ去った。その裏では、序盤から気力を失っていたという。
記事によると、村田が試合後のリングで男泣きを見せる間、目の焦点を失っていたエンダムは「最初の2ラウンド後に自分には何も残されていなかった。腕の力も、足のパワーも……」と告白。
雪辱を期して攻め込んできた村田に対し、心身ともに戦意を奪われていたようだ。
戦前には体調不良であることも明かしていたエンダム。ただし、記事では「エンダムには単純に強すぎた」と指摘しており、村田との力の差を認めざるを得なかったようだ。
[via:THE ANSWER]
http://news.livedoor.com/article/detail/13787465/
セコンド棄権決断
「無駄にパンチ受けない」
エンダムは調整に失敗したことを告白。9月に左足首を負傷し、さらに40度の高熱で10日間ダウンしたことを明かした。
その後もフロリダでのトレーニングが超大型ハリケーン「イルマ」に直撃され、ジムが閉鎖されるなど不運続きだったという。「しっかり準備ができないまま来てしまった」と悔やんだ。
試合中に異変を感じ、戦い続けたが、調子は戻らない。村田の右を警戒しながら左回りにステップを踏んだものの、猛攻を止めることはできなかった。
最後は「普段ならガードも固く、相手のジャブで揺らぐこともない。試合を続けることで大ケガにつながってはいけない」とのセコンドの判断で、敗戦を受け入れた。
[via:東スポWeb]
http://news.livedoor.com/article/detail/13785166/
会見にエンダム登場
試合後に村田はリング上で涙を流して喜び、ファンに感謝の気持ちを伝えるとともに、相手のエンダムについても「友人です。初めてできた友人だと彼も言ってくれて、僕もそう思っています」とコメント。
「ボクシングで試合に勝つ人間は、相手を踏みにじり、その上に立つ。だから勝った人間には責任がある。彼の分の責任も伴ってこれから戦っていきたい」と誓った。
そして、試合後の会見にサプライズ登場したエンダムは、村田と熱い抱擁と握手を交わし、笑顔で勝利を祝福。
「何も言えなくてごめん。どんな言葉をかけていいかわからず」と謝る村田に、エンダムは「謝ることはないよ」と優しく言葉をかけ、「君がチャンピオンだ」とたたえ、「またいつか戦おう」と約束した。2人の友情に報道陣からも拍手が起こった。
村田は「負けた時は『ありがとう』って伝えやすいんですけど、勝ったときは何か伝えること、自分からアクションを起こすことってできないので、こうやって来ていただけたことは本当にうれしい」と感激し、「真の友人だと思っています」と友情を再確認した。
また、成長を実感しているか聞かれた際に、「成長したと思います」と答えるも、「でも自分で成長したんじゃなくて、例えば、エンダムが会いに来てくれたりすることによって、僕も一緒に成長させてもらえる」と意見。
「今回勝ったことで何が得られるかっていうと自信以外にあんまりなかったりするんですけど、エンダムが来てくれたことによって、人間性の大切さだったり…。そういった意味では、他者が成長されてくれるんだなと思いますし、この気持ちは忘れたくないです」とエンダムから人として大切なものを受け取ったようだ。
[via:マイナビニュース]
http://news.livedoor.com/article/detail/13787074/
ネットの反応
・もう友達やな
・ミドルでパンチ貰い過ぎると次響くと思うよ
棄権したのは判断として正しい
・初めからあきらめていたということか
・確かに前回と比べていまいちだった
・あのまま続けてもボコられ続けて負けてただろうしな
でもこの言い訳はダサいな
・ジャブでダウンしそうになってたもんなw
・つーかこいつ来日した際には「村田を圧倒する!準備万端だ!」とかほざいてなかったっけ?
・エンダム1、2ラウンドめっちゃ調子良かったじゃん、
5月よりパンチ走ってたしよく動いてた
・勝てそうになかった、だろ
・弱かった、けど3試合目はイラネ
・ボディ受けすぎだわ。足止まってたもん。
・軽量級と違ってミドル級はそこまでパンチ浴びるのに慎重なのか
・試合中ドログバにしか見えなかった
村田は試合後に高校の恩師の教えを語ったり、エンダムに対するコメントもしかりで、人との縁を大切にし成長の糧にする一廉人物の様に思える。
そうですよね!
つーかこいつ来日した際には「村田を圧倒する!準備万端だ!」とかほざいてなかったっけ?
このコメントうざー
試合前に40度の高熱でたとか、ハリケーンでジムは閉鎖されたとかチャンピオンが言い訳するわけないやろ。