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【アメフト】火に油を注ぎ続ける日大広報部のコメントにネット沸騰wホットワードの1位に

アメリカンフットボールの定期戦で、日大選手の悪質な反則行為によって関学大選手が負傷した問題で、反則タックルを行った日大DL選手が22日、都内で会見を行い、内田前監督から反則行為の指示があったことを認めた。

「選手の受け止め方に乖離(かいり)があった」とする監督側の主張と食い違いが出た。

反則行為があった当該選手の会見を受けて、日大広報部は22日夜にコメントを発表した。

「厳しい状況にありながら、あえて会見を行われた気持ちを察するに、心痛む思いです。大変申し訳なく思います」

と前置きしながらも、監督の指示については

「『QBをつぶせ』という言葉は本学フットボール部においてゲーム前によく使う言葉で、『最初のプレーから思いきって当たれ』という意味です。誤解を招いたとすれば、言葉足らずであったと心苦しく思います」

と、従来の「受け取り方の乖離」という主張を崩さなかった。昼の会見前後から千代田区にある日大本部には多くの報道陣が詰めかけた。

対応した古賀千晴広報課長は「法人としてお話しすることはない」と繰り返し、大学としての記者会見については「未定」とした。

20歳の学生が名前も顔もさらして、堂々と会見したにも関わらず、“逃げ”の姿勢を続ける大学側、そして火に油を注ぐようなコメントを発する広報部にネットは沸騰。

「言い訳、馬鹿じゃないの」、「どちらが大人だか分からない」など批判の声が相次ぎ、「日大広報部」が話題のワード1位となった。

[via:デイリースポーツ]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180522-00000169-dal-spo

日大広報部のコメント全文は以下の通り。

アメリカンフットボール部・宮川選手の会見について

 2018年5月22日

 本日、本学アメリカンフットボール部の宮川泰介選手が、関西学院大学フットボール部との定期戦でルール違反のタックルをし、相手選手にケガを負わせた件につきまして、心境を吐露する会見を行いました。

厳しい状況にありながら、敢えて会見を行われた気持ちを察するに、心痛む思いです。本学といたしまして、大変申し訳なく思います。

 会見全体において、監督が違反プレーを指示したという発言はありませんでしたが、コーチから「1プレー目で(相手の)QBをつぶせ」という言葉があったということは事実です。

ただ、これは本学フットボール部においてゲーム前によく使う言葉で『最初のプレーから思い切って当たれ』という意味です。誤解を招いたとすれば、言葉足らずであったと心苦しく思います。

 また、宮川選手が会見で話された通り、本人と監督は話す機会がほとんどない状況でありました。宮川選手と監督・コーチとのコミュニケーションが不足していたことにつきまして、反省いたしております。

 日本大学広報部

[via:スポニチアネックス]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180522-00000150-spnannex-spo

ネットの反応

・ええええ~
・バカなの?
・勘違いした、選手が悪いってかw
・この期に及んでw
・で、誰が納得するんだ?
・文書で回答じゃなくてよー 会見開いて回答しろや!
・まーた都合のいいコミュニケーション不足か
・ひどい大学。こんなところに税金が投入されていると思うと、イラつく。理事長は、辞職だよ。
・まぁ想定通り。
・見え透いた言い訳ワロタ
・政治家の言葉遊びを、一大決心した20才の若者に対してやるの?
「潰せ」は「潰しなさい」でしかない
 思い切って行けってんならそう言えばいいだけ
 しかも知らぬ存ぜぬの広報が何で監督の心情まで代弁してんだ?
・マジで内田監督どんだけ権力あんだよwちょっと怖くなってきたわw
・なんだよ!コノお粗末な謝罪文は!
 今どきヘイポーでも、もっとマシな謝罪文書くわ!(; ・`д・´)
・監督コーチと一緒に逝くのか 日大も思い切ったな
・ああ全くダメだ 火に油しか注いでない
・嘘でも筋が通ってればまだいいよ
 その後の行動との整合性が取れてないんだよ
・あくまでファイティングポーズを崩さない姿勢 嫌いじゃないよ
・自分で自分の首を絞める阿呆 日大潰れるぞ
・日大って対応の仕方が安倍内閣みたいだな
・つぶせは思い切って当たれという意味だと閣議決定
・まあ、普通はそうだと思うよ。
 具体的な行為の指示まではしてないって、明確に確認された訳だし。
・アメフットの攻防なんてまさにやるかやられるかの戦だもんな
 乱闘だって普通にあるんやし、審判が厳しく裁いて終わりだったろうに
・これは他の選手の証言も聴きたくなってきましたねえ
・もう大学ごと潰れてくれ 吐き気がする
・日大首脳部で井上コーチを生贄にしようってことに決定したんじゃないかな?
・コーチがホモビデオ出演とか燃料いっぱい
・もう法廷闘争しかないね
・裁判を想定した受け答えとしては完璧。
 誰にも謝ってないし誤解で押し通す予定w

日大と内田前監督の4つの許せない“嘘”と矛盾点

①監督とコーチの反則指示

一つ目は、これまで情報が錯綜していた「監督、コーチの反則指示」があったか、どうかという点。

宮川氏は、この日の会見で、詳細な経緯と内田正人前監督と井上奨コーチから受けた具体的な言葉を明らかにした。

「アライン(守備ポジションと狙い)はどこでもいい」

「相手のQBがけがをして秋の試合に出られなかったらこっちの得だろう」

これらは疑いようのない反則の指示だ。にもかかわらず日大広報は「監督は反則を指示していない」と“発表”している。これが16日だ。

また、この日の会見を受けて、改めて反則指示はなかったことを弁明した。

「つぶせ」がよく使われる言葉で、「受け取り方に乖離」があるならば、なぜ、1プレー後に内田前監督は宮川氏を注意しなかったのか?これらはもはや見解の相違などではなく“嘘”の発表である。《中略》

②宮川選手の発言を偽造

二つ目は、「本人も反則指示がなかったと言っている」との広報コメントだ。

これも、この日、真っ赤な嘘であることが明らかになった。

しかも、5月11日に宮川氏が、井上コーチに連絡をして、本部にある内田前監督の部屋で、監督と井上コーチ、宮川氏と両親の5人で会談を行い、宮川氏の父親から「個人的にでも相手方選手と家族に謝りに行きたい」と申し入れたところ、監督からは「今はやめてほしい」と拒否され、父親が「監督、コーチから選手に対して対戦校のクオーターバックにけがを負わせろと指示を出し、選手はそれに従っただけである」ということの公表を求めて、そのメモを渡したが、これも「公表できない」と断られている。

ここまで選手が訴えていたにも関わらず、日大側は、監督、コーチの有利な方向に情報を誘導しようとしていたのだ。《中略》

③回答書の“嘘”

三つ目は回答書の“嘘”だ。

関学大は12日に会見を開き、謝罪と見解についての回答書を求めた。送られてきた回答書を関学大は17日に会見を開き公表したが、「指導者の指導と本人との理解の間に乖離があった」と書かれていた。

だが、弁護士は、この日、「部による聞き取りが一度もなかった。それで乖離があったというのはおかしい」と暴露した。

宮川氏が、監督、コーチの指示をどう受け取って、なぜ反則行為に至ったか?という経緯に関する部内の聞き取り調査を一度として受けてもいないのに、なぜこういった回答ができたのだろう。《中略》

④内田前監督の言い訳

4つ目の矛盾点は、内田前監督が辞任の囲み会見で言った「私がまず関学大に直接お会いして、直接謝罪するのが大事で今まで時間的に迷惑をかけた」との発言だ。

雲隠れしてきたことと、辞任が遅れたことへの言い訳だが、宮川氏と父親が「個人的に謝罪にいきたい」と申し入れても「それはやめてほしい」と止めておき、自らもなかなか謝罪を行っていなかったのだから言動が矛盾している。

これらは内田前監督の自らの謝罪についての言い訳で、加害者の謝罪について話したわけではないが、当事者の謝罪を止めた理由が理解できない。そこに誠意など欠片もない。

宮川氏の勇気のある会見で明らかになったのは、内田前監督の謝罪も辞任も、自分が有利になるための言い訳で塗り固められた、まったく信用のおけないものであるということだ。《中略》

大学とアメフト部は違う団体

そして、もうひとつ、この日の会見では驚くべき事実が明らかになった。

宮川氏側の 弁護士が、日大総務部の聞き取りに応じた際に、大学側が「大学と部は違う団体である。組織である。あくまで大学としてお聞きしたい」と説明した部分だ。

日大アメフット部は、大学側が統括、監督責任を持っている学内のクラブ活動団体である。日大の有志やOBが集まって学外で行っているスポーツクラブでもなんでもない。

100人を超える選手の練習場所を確保して、選手の一部をスポーツ推薦という形で入学させている。それを「大学と部とは違う団体」と語っているとすれば、日大アメフット部は、いったい何なのか。

日大アメフット部を統括、管理する責任のある大学側が、まるで、それらを放棄したような発言であり姿勢である。《中略》

宮川氏は自らが犯した罪への懺悔を繰り返していた。

「判断できなかった自分の弱さです。少し考えれば間違っていたことを判断できた。自分の意思を強くもつことが今後重要だと思う。でも、あのとき自分はそのこと(違反行為をしない)は考えられなかった。

1週間で追い詰められ、やらないという選択肢はない状態になっていた。今後は、自分の意思に反するようなことはフットボールにかかわらず、すべてにおいてするべきじゃないと思う」《中略》

やってしまった反則行為は罪だが、宮川氏もまた悲劇に巻き込まれた被害者である。

関学大の鳥内秀晃監督も「行為そのものは許されるものではないが、勇気を出して真実を語ってくれたことには敬意を表したい。立派な態度だった」と評価。

被害者の父親も「自分のしてしまったことを償い、再生していただきたい、勇気をもって真実を話してくれたことに感謝する」と再起へのエールを送っていた。

繰り返すが、こんな指導者を野放しにしていた日大には重大な管理責任がある。もう教育機関という看板を下ろして、たんまりともらっている各種補助金を国へ返上したほうがいい。

[via:THE PAGE]
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180522-00000002-wordleafs-spo

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コメント

  1. 1
    名無しさん 2018/05/23 18:51

    あの監督は次期日大理事長ともいわれる
    日大にとって重要な人物なのでどうしても守りたいんだろう。
    それこそ学生の一人や二人犠牲にしても構わないかもしれん。
    そんな監督の命令だったら選手は拒めんだろうな。

  2. 2
    名無しさん 2018/05/25 13:22

    私も日大に向けて抗議の電話、メールを送りたい!20才の1学生を守らずNo.2を擁護しているこの大学に未来はないでしょう!せめて学生諸君が抗議をすべきです。

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