テレビ朝日の取材で、日大アメフト部員たちが近日中に発表すると言われている危険タックル問題に関する声明文の内容が明らかになった。
「内田正人前監督と井上奨前コーチからタックルの指示があった」という結論や、再発防止策として、すべてのコーチの退陣要求などが盛り込められているという。
コーチたち「声明文出したら自分たちの首しめるぞ」
ゲストとしてスタジオに招かれた大阪学院大アメフト部総監督の髙野元秀氏は「もし(この内容が)真実だとしたら、部員たちはコーチたち全員がこの件に関与していると知っているということ。かなり重い内容です」と話す。
また、この声明文を出すにあたり、コーチ陣の妨害があったというから驚きだ。
選手たちが声明文を出すためのミーティングをしていると、突然(井上コーチとは別の)コーチが弁護士とともに現れ、「声明文を出すと自分たちの首をしめることになるぞ」と発言。
別の日には隣の部屋にコーチがほぼ全員集まり、ミーティング中の選手たちを6時間ずっと「監視」していたという。まったく「怖い」「異常」としかいいようがない。
一方、負傷した関学大のクオーターバックや関学大の対応は対照的だ。
負傷した関学大の選手は、ケガをさせた宮川泰介選手に対し「かわいそうだ。心苦しく感じた」と同情。
「もう自分にはフットボールをする資格がない」という宮川選手に対し、「それは違う。フットボール選手として戻ってグラウンドでルール内で正々堂々と勝負したい」と話しているという。
関学側は宮川選手の入部を考えている?
また、関学大の小野宏ディレクターは、宮川選手に対し「困っているなら支援できるところは支援していく」と話している。
髙野氏は「本人が希望するなら、関学大に転入させることも考えているのではないか。宮川君を救うなら、フットボールで救うしかない。関学の器なら『自分たちと一緒にフットボールして出直そう』と手を差し伸べる可能性はある」と話す。
羽鳥慎一(司会)「関学は3年生の8月から11月ころに編入試験があります。タイミング的にも転入は可能です」
玉川徹(テレビ朝日解説委員)「それができるならすごい」
石原良純(気象予報士)「宮川選手だけでなくて残っている選手たちの救済も考えないと。日大フェニックスが今後どうなるか分からないわけだし」
玉川「色々な大学が受け入れてあげたらいい」
髙野氏「関東の一部リーグの監督会でも、自分たちのチームで受け入れようという話が出ています」
住田裕子(弁護士)「でもこれ、裏返したら、日大ブランドの危機ですよね」
[via:デイリースポーツ]
http://news.livedoor.com/article/detail/14779091/
関学QB会見に各界から賞賛の声
6日に行われた日大との定期戦で負傷した関学大のQB奥野耕世選手(2年)が3週間ぶりに試合出場し、38ヤードのTDパスを通すなど活躍。鮮やかな復帰を果たした。
試合後には、鳥内秀晃監督とともに囲み取材(会見)に応じ、日大のDL宮川泰介選手(3年)に対して
「会見で『フットボールをする権利はない』と言ってたんですけど、それはまた違うと思うので、またフットボール選手として戻って、グラウンドで正々堂々と、ルール内で勝負できたらいいなと思います」
とフィールドに戻ってきてくれることを願った。
この会見に各界から賞賛の声が続々。
美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長はツイッターで「反則タックルで負傷した関西学院アメフト選手、事情を理解して、加害者の日大アメフト選手に『アメフトに戻ってきた彼と正々堂々と闘いたい』と言っている。これこそスポーツマンシップだ」と高く評価した。
教育評論家の“尾木ママ”こと尾木直樹氏もブログで「試合後のインタビューでの対応と態度 内容に感動しました!」とコメント。「態度が立派ですね 学生スポーツに期待持てて嬉しいですね」と応援する気持ちを伝えていた。
[via:デイリースポーツ]
http://news.livedoor.com/article/detail/14777006/
ネットの反応
・脅迫と監禁?
・ヤクザですやん
・決して燃料切れを起こさない日大スタイルは健在
・警察介入しろよ
・大学のクラブじゃないよ、これ 暴力団以外の何物でもないよ
・大学生が脅しに屈すると思ってんのか
・そのうち音声とか動画の決定的証拠取られて自滅する
・弁護士がいるなら、監督とコーチの会見のときにアドバイスするなりしろよ
・現コーチ陣はもう詰んでる
>あと数手で詰むのは確定してるのに投了せずに見苦しく逃げ回ってる感じですな
・コーチ陣はほんとに馬鹿なんだな 昭和脳って感じだ
・もう異常を通り越して気持ち悪いな
・声明文期待してるよ!コーチ陣に妨害されたこともちゃんと盛り込め
・ここまで来ると、「ホントかな」って思ってしまうんだが
・ヤクザ口調で内田を守る井上